ドイツに住んでいる友達のタンからマザーの列聖式で出会った共有の友達の写真を送ってくれた。
タンの旦那は私の親友グレッグである。
彼らには三人子供がいる。
その子供たちの大きくなった写真もあった。
タンの送ってくれた写真の一つにはスペイン人キャロリーナとラウラが写っていた。
その二人が私にこの写真を送ってほしい、特別な愛も一緒に、と言っていたとあった。
久しく彼女たちとは連絡取っていない、自分たちで送れば良いのにとも思ったが、私のことを思い出していてくれたことがやはり嬉しい、彼女たちと一緒に働いたのはもう15年前のこと。
写真のなかには日本人で初めてのMCファーザーになった高塚くんとブラザージェフの写真もあった。
私が喜ぶだろうと思ってくれたタンとグレッグの優しさがマザーの列聖を祝う喜びと混ぜ合わさって、そこには溢れていた。
95年からの友人イタリア人のアンジェロ、ベトナム系フレンチのトゥアンもいた。
アイリッシュのマーティンもどこかの修道会のブラザーになったのだろう、黒の長服を着て写っていた。
みんなそれぞれ歳を重ねた味わい深い笑みを浮かべ、マザーの列聖を喜んでいた。
私はその写真たちに胸を熱くさせ、じんとして何度も眺め、話し掛けていた。
何よりも「ありがとう、マザー」と言った。
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