今日は朝シアルダーまでバスで行き、駅伝配るためのパン、クッキー、ゆで玉子を買う店まで歩いていると、「ブラザー!」と私を呼ぶ声が聞こえた。
声が聞こえた方を見ると、以前シアルダーディスペンサーで働いていたインド人女性のルパーリがいた。
私が会いたいと思っていた一人である。
今回ディスペンサーに行っても彼女には会えなかった。
理由は良く分からないが今彼女はシュシュババンで働いていることだけは聞いていた。
彼女に会えなくて寂しかったが、神さまは私に彼女を会わせてくれた。
私は路上で思いっきり彼女をハグし、手を繋いだ。
インド人女性をハグするなど、インドの常識外れかも知れないと思いながらも、彼女は私の妹だとも言えるので照れはなく、やはり再開が嬉しかった。
私はシュシュババンで行われるボランティアのオリエンテーションに行くから、また会えることを伝えて別れた。
今日はスパニッシュの若い男性、名前はアイマイ、英語読みはジェームス、と病院の中にいるメンタルの十五歳の子のケアに行った。
排尿をそのまましてしまうので服の着替えと食べ物を持って行った。
男の子は運搬用のベッドに寝ていた。
室内ではなく、廊下にいた。 アイマイがどんな仕事をするのか、見ようと思ったが、やはり手際が悪いので、私が尿でびしょびしょになったを着替えさせた。
男の子は話すことは出来ない、誰も彼のケアをしてくれるものはいないので、駅のボランティアがケアするようになったらしい。
男の子の横にもメンタルな男性が同じように運搬用のベッドにて、彼にも食べ物をあげた。
それから、ファーストフロアーの患者たちに会いに行くことにした。
アイマイには笑みを絶やさないように伝えた。
いつもほんとうに信じられない、それは初対面にも関わらず、どこの馬の骨かも分からない私を敬意を持って迎えてくれるのである。
ある女性は死の近い旦那の腕をさすっていた。
私が彼に触れると、彼女は大粒の涙を瞳からこぼし始め、「この人は良くなりますよね、この人は良くなりますよね」と良い続けた。
掛ける言葉が見つからず、涙の溢れる彼女の瞳を見つめ続けた。
他の患者たち、またその家族は笑みを持って迎えてくれた。
ほんとうに苦しんでいるのに、「何故だろう?その笑みは、何処から来るのか?」そう思わざるを得なかった。
病院を出たあと、私は内省し、
彼らのその思いに値する私であれるように、祈わざるをおえなかった。
その後、他のボランティアと待ち合わせの場所で会い、祈りをしてから駅に向かった。
今日はこれからシスターメルシーマリアから頼まれ、日本人のシェアリングをしに行く。
シスタークリスティーが不在のため、私がやることになった。
クリスティーの話しの方がいいことは百も承知だが、これも丁寧にやってそ行きたいと思っている。
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