カルカッタより愛を込めて・・・。

次のアピア40のライブは9月13日(金)です。また生配信があるので良かったら見てください。

山谷地区の炊き出し案内。

2019-11-04 18:58:16 | Weblog

 写真は山谷地区で行われている炊き出しの案内である。

 先々週の土曜日、私の知らない二人の路上生活者が白髭橋のカレーの炊き出しに来た。

 彼らと少し話すと、「この前、どこどこの公園でずっと炊き出しがあると思って待っていたんだけど、誰も来なかったんだ」と言うことだった。

 私はすぐに炊き出しの情報に詳しい山谷に住みボランティアをしている男性に白髭橋で行っている炊き出しをすべて聞き、彼らに伝えた。

 彼らはもしかすると台風の影響で今まで居た場所を離れなくてならなくなった路上生活者かも知れないと思った。

 だから、あまり山谷の炊き出しには詳しくなく、知り合いも居ないので、誰にも炊き出しの場所などを聞けなかったようだった。

 私はすぐにいつも炊き出しの列の最後の方で山谷に関してのチラシを配っている「ふるさとの会」の人が以前、そのような案内を持っていたような気がしたので、彼らに「炊き出しの案内のチラシは持っていませんか」と聞くと「いまは持っていません。来週持ってきますよ」と答えてくれた。

 私はそのことを二人に伝え、そこで別れた。

 その二人が先週土曜日、約束通り、カレーの炊き出しに来た。

 「ふるさとの会」の人も約束通り、炊き出しの案内のチラシを持って来てくれた。

 「一年前に作ったものでいまはやってないものもあるかも知れないですが、どうぞ」と言ってくれた。

 私は二部、それをもらい、一枚を二人にあげ、もう一枚を山谷のMC{マザーテレサの修道会の略}の施設に持ち帰った。

 それを他のボランティアに見せ、今度から新しく来た路上生活者と会ったら、これをあげることにしようと提案した。

 それを皆喜んでくれた。

 長いボランティアは大概の炊き出しのある場所と日時を知っているが、さすがに「ふるさとの会」の人たちの作ったものの方が情報が豊富だった。

 以前、MCのボランティアの岩田君がこうした炊き出しの案内があれば言っていたが、誰も作りはしなかった。

 しかし、今回二人が来てくれたおかげで炊き出しの案内が手に入った。

 やはり私は何もしていない、しているのはやはりあの方なのだろうと思わずには居られなかった。

 ちなみに写真には西新井にあるMCシスターの方は「マザーテレサ女子修道会」とあるが、山谷のMCブラザーの方はマザーテレサの修道会の日本名「神の愛の宣教者会」とあり、「くろちゃん」とある。

 1978年4月にマザーの修道会では初めて日本に施設が山谷に出来た。

 1981年に初来日する前に山谷にブラザーたち{男子修道士}が来ている。

 そのなかにインド人のブラザーが数人居たのだろう、それ以来、山谷のMCはおじさんたちから「くろちゃんのところ」と呼ばれるようになっている。

 {ちなみにチラシには裏もあり、金・土・日の炊き出しが書かれている}

 

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