昨日仕事場に行くとNさんが満面の笑みで私の大好きな作家先生の奥さんに会ったことを話してくれた。
奥さんはもう90歳になり、杖を突いて歩いているが変わらずに元気でいることを知り、私を喜ばせた。
Nさんは奥さんにどうぞお茶でもと誘われ、先生の家にあがったそうだ。
先生の家のピアノを上には私の手紙{たぶんマザーの葉書}とマザーのカードが未だ置かれていて、私のことをとても褒めてくださっていたと教えてくれた。
先生の家のピアノの上とは先生の家の神棚のような場所であり、先生の小説にはそのことも良く出てくる。
ここには花を飾り、知人からの頂き物はまず奥さんはニコニコしながらそこに有り難くお供えするのである。
その大切な場所にマザーをいて、奥さんが毎日手を合わせている。
きっとその時には私のことも少し思い出してくれていると思うと、私の記憶のなかにはっきりとある奥さんの優しさ、愛情深さに私の胸はじんわりと満たされた。
私に福音は届けられた。
福音とは良いニュースのことである。
福音の形とは多種多様に私たちに日々届けられているそのことに心を向けるように感謝の今日を生きよう。
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