2023年のメニュー(孔乙己酒家)
紹興酒メニュー(孔乙己酒家) 同じ銘柄でも何年ものかで当然価格は違う
非日常でもある旅の楽しみの一つは、その土地の食文化を楽しむ事で、これは訪問国に敬意を表する意味もある。中国では日本以上におもてなし文化が残っていて、その典型が遠路はるばる訪ねて来てくれた客人に対する接待の一つが夕飯だ。こんな時、食べたい料理があるかと必ず聞かれるが、メニューを見て一品でも良いからリクエストに答えるべきで、何も言わないというのは相手に対して逆に気を遣わせる事にもなる。今は写真付きメニューも多いので、写真を見て指差せば良いし、例えばこの土地の名物を食いたいと言えば良い。これはビジネスや観光でも同じで、初めて会った人との夕飯はお互いを知り合う上で一番大事な時間なのだ。
私が地方の工場へ行き来していた頃の話。とある製造会社のボスに聞かれた事は、日本の輸入会社は本社工場に来て仕事の話を30分ほどで終わらせ次の工場へ行ってしまうので、相手の顔も覚えられないと。そんな場合、工場側は客なので容認しているが、深い関係を築けず融通もきかない関係になってしまうと私は思う。実際こんな事例は、日系の会社のみだと聞いている。
☆日本人の遠慮文化は、海外では「何を考えているのかよく分からない日本人」と言われているほど、見えない壁になっている。日本人は、自分が逆の立場で考えれば分かる事だと思うけどね。その点、過去日本人女性が上海に来た時は何事もはっきりしている人が多いので、アテンドする私にはとても楽だった。アッ、それと中国では割り勘文化は無いからね。
こんなにたくさん種類があったんや、気が付かなかった。
少し甘い目味付けの印象があって、ああ、そら豆のつまみかな、もう思い出せない。
次行く時は紹興酒はかいはらさんにお任せします、
へへへ。
大好きな酸っぱい辛いやつ食べてました。
メニュー、その頃から日本語もあった。
自分の記憶が恐ろしいです。
そら豆のつまみは、「茴香豆」です。魯迅の小説に出てくる主人公の孔乙己が、毎晩茴香豆をつまみに紹興酒を呑んでました。
茴香豆は、八角などが入っているので、好き嫌いがありちょっと甘いので、私も積極的にオーダーしません。
旧大戦中に中国軍に鹵獲された小火器を米国に輸入する計画を立てた加州在住の銃器店を営む元日本人の方が、
地方の倉庫で大量のブツを見せてもらって、
これはいいビジネスになるぞ、よろしく頼むと20ドルを相手につかませてさっさと米国に帰還。
その後音沙汰無し。
しばらくして同業者が取引を成功させたと知ってなんでなんだよ?と。
現地の詳しい人に商習慣を尋ねるべきだったのでしょうね。
>直接の知り合いでは無いのですが、... への返信
☆上記のケースは、私には分かりません。
世界には様々なルールがあるので、行った先のルールにある程度は従うしかありませんね。
ただ、境界線は自分で作るしかないと思います。