海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

溝の口駅の喫煙所で

2023-07-20 | 写真日記

わざと吸い殻を落とさない

 

東京では駅周辺では喫煙所はほとんど無いが、川崎市の溝の口駅には喫煙所が3ヶ所もある。これは、タバコ税を納税者に還元していている正しい例。売るだけ売っておいて、後は知らんぷりするのが東京なんだろうね。

上の画像に5本のタバコの吸い殻が残っているのは、喫煙者のマナーがなってないという人もいるが、これには理由がある。この溝の口駅にある3ヶ所の喫煙所を見ていると、吸殻を集めてタバコを吸っている人達が数人いる。つまり、その人達へのためにわざと吸い殻を残しているのだ。この吸い殻を灰皿の中に落とすと、下には水が入っているのでタバコの吸い殻は水没するのだ。そんな人達の為に、自分のタバコを分けてあげる人がいるのが溝の口駅周辺の喫煙所。良いじゃないか、そんな心の優しい人が溝の口駅にいるなんて。

LGBT問題も同じだが、喫煙者を疎外する政策ってどうなんだ?数日前にみたま祭に行ったが、テキ屋の夜店が出禁になっていた。彼らすべてが反社ではないし、反社と言われている人達にも人権はある。息苦しい社会を目指し潔癖を目指すと、とんでもない事件が起きる。それが今の日本かもね。何だか東京は息苦しい。

☆先日NHKで観たのだが、関東大震災でなぜ浅草寺が残り避難所になったのか初めて知った。イチョウの樹の葉は、水分の含有量が他の樹と比べて多いので浅草寺が延焼しなかったとの事。それを思えば、外苑のイチョウ並木は、延焼を防ぐ自然の要塞になるかも知れない。東京都知事の小池は、私から見れば物事の表面しか見てない潔癖女かも知れないな。

 

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北海道漫画展 日中民間文化交流

2023-07-18 | 写真日記

広州天河領展広場で開催中(7月15日から10月7日まで)

 

漫画原稿の複製を展示

 

新型コロナの影響で延期されていた、「北海道漫画展」が広州市の広州天河領展広場で始まった。いがらしゆみこさんを筆頭に、北海道出身の漫画家8人を紹介した展示。この展示は、オリジナルの原画ではなく複製だが、最新のデジタル技術を使って展示しているので、今の若い人にも楽しめる展示と言える。世界中新型コロナがほとんど終息に向かって、文化交流がやっと再開したって感じで本当に良かった。これを機に、緩やかではあるがコロナ前に戻って欲しいもんだね。

☆この主催は広州宜樹科技有限公司で、企画著作管理は私の知り合い呉力群先生。この広州での展示の後に西安や上海などを巡回する予定。私も日本でレディスコミックの仕事に関わっていたので、この世界は少し知っているので興味がある。来年は上海で観る事が出来そう。

 

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世界的に気象が狂ってるね

2023-07-16 | 写真日記

犬蔵の公園で

 

関東もゲロ暑の日が続いている。毎週のように何処かで、線上降水帯の影響で水害が発生している日本。被害にあった人達の報道を見ていると、「今までこんな事はなかった」という答えが必ず返ってくる。でも、今は世界中異常気象。

私が2回ほど行った事がある広東省潮州市は、春から秋にかけて雨季。私が初めて潮州に行ったのは茶葉の収穫時の4月末で、宿に着いた日にお茶の先生に連れられて買った物は長靴だった。この潮州は雨の多い街で台風の通り道でもあり、市民は水害に慣れているのだ。家の出入り口には、必ず取り外し可能な高さ30cmほどの木製の板が標準装備されているので、人はそれをまたいで家に入る事になる。

私がこの潮州に、茶の仕事で行ったのは2016年だった。その前年は、300年ぶりの大雪で並木の多くが枯れたそうだ。普段は雪なんて降らない亜熱帯の潮州で大雪という事は、300年前も異常気象だったのかも知れないね。

☆2016年潮州の鳳凰単叢茶の仕事ブログは→コレコレ

 

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溝の口西口商店街へ

2023-07-14 | GFX+オールドレンズ

溝の口南口から線路を渡ると西口商店街へ

 

ウソくさい笑顔が気持ち悪い選挙ポスターが並ぶ西口商店街で

 

東京都内から私を訪ねてくれる友人と会う時に、必ず溝の口駅で待ち合わせする。その理由は、初めて川崎市高津区に来る人が多いから。静かで落ち着いて呑める私の好きな店が宮前区に一軒だけあるが、駅から歩いて行ける距離ではないのと、昭和の雰囲気が好きな友人が多いので西口商店街付近で呑む事にしている。そして、全員がこの西口の雰囲気が気に入り、また来たいと言う。東京から来た人全員が驚くのは、西口商店街の店内での喫煙が可能な事。まぁ、この件は賛否両論あるだろうが、これが私達の店のルールですと言い切っているのが良い。もし、これがイヤなら他店へどうぞという事だね。

前回のブログでも少し書いたが、海外から見ると日本は建前社会で予定調和を好みクリーンで潔癖な国だ。日本はルールの出入口のドアをロックするのではなく、少しドアの隙間を空けておく方が息苦しさを感じない生き方ができると、私は思っている。これは教祖のいない曖昧な、"世間体教"が染み付いているのかもしれないな。先進国の中でも日本は、自分で死を選ぶ人が世界と比べて多いのもわかるような気がする。

 

☆上海市内の屋内で喫煙出来る場所は、ほとんど無い。ただ、屋外では何処でも喫煙可能。例えば、呑み屋などで喫煙すると約50万円の罰金が店の経営者に課せられるほど厳しい。でも、一歩店の外に出ると店が灰皿を用意している店も多いし屋外は自由だ。

 

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溝の口駅陸橋の上

2023-07-12 | 写真日記

溝の口駅

 

川崎市溝の口駅の陸橋の上で、1時間ほどウォッチング。この日は日曜日で、風が少し強くとても過ごしやすい日だった。この駅周辺にどんな人が集まっているか1時間ほど見ていると、世間の縮図が見えてくる。この日は、宗教の勧誘の集団、猫の里親探しの会、これから待ち合わせて呑みに行く人達や買物客などがほとんどだが、都内ほど人が多くないのが良い。

東京と比べて川崎市が良いのは、都内にはない駅周辺に喫煙所が3ヶ所もあり、タバコ税をちゃんと喫煙者に還元している事。また、東京中心部は表面的にクリーンで潔癖な街作りをしているのでドアを閉めていて息苦しいが、川崎市はそれに隙間を開けているので息苦しさを感じないのだ。つまり、ちょっとゆるい人間味のある市でもある。もうすでに、東京へ行かなければならない用事は激減したし、地下鉄を使えば意外と短時間で都心に行けるので、今は川崎市がとても気にいっている。

☆この陸橋の上では、お金に困っている人にタバコを分けてあげて話をしたり、お茶を渡して一緒に飲んでいる人もいた。また、パキスタン系(おそらく)のオッサンと日本人のオッサンが日本語で会話していたりで、溝の口駅の陸橋の上は他人に優しい面白い場所。

 

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