海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

3年ぶりに孔乙己酒家へ

2022-11-19 | 写真日記

孔乙己酒家瞿溪路店

 

予約客で満席

 

お土産に紹興酒をいただいた

 

3年ぶりに孔乙己酒家へ。ずいぶんとご無沙汰した理由は、私が郊外へ引っ越したのも理由の一つだが、新型コロナ感染拡大が最大の理由。現在孔乙己酒家は上海に4ヶ所あり、久しぶりに行った先は文廟横の本店ではなく、星光カメラ城から近い瞿溪路店へ。ここは、紹興出身の亡くなった創業者の奥さんが経営している店で、すでに予約なしでは入れない繁盛店になっている。この孔乙己酒家との付き合いは、文廟本店が出来た頃からの付き合いなので16年以上になり、事ある事に呼ばれていたので親族全員を知っているほど親しい付き合いをしていた。

この日は、20年近く付き合いのある中古カメラ屋のオーナーと二人で行き、久しぶりに私の好きな10年物のかめだし紹興酒を二人で2ℓも呑んでしまった。このかめ出しの紹興酒を呑むと瓶入りの紹興酒は呑めなくなるほど旨すぎるのと、酔いが一定に続き悪酔いは絶対にしないのが良い。また、上海で本物の紹興酒を呑みながら紹興料理を楽しめる店は、この孔乙己酒家が一番お勧めだ。以前、私の知り合いが上海に来ると必ず招待する店で、ほとんどの日本人がかめ出し紹興酒のファンになる。

この孔乙己酒家は、かめだしの紹興酒の量り売りもしてくれるので、上海でも超人気店。この日は私が3年ぶりという事で歓待していただき、支払いは受け取ってくれずお土産の酒までいただき、ほろ酔い気分でタクシーで帰還。

☆孔乙己とは、魯迅の小説に出てくる主人公の名前

☆この孔乙己酒家は8時半がラストオーダーなので、早めに予約して行く事をお勧めする。

 

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Canon EF50mm f1.4を再購入

2022-11-17 | GFX+オールドレンズ

Fringer FR-EFTG1+EF50mm f1.4

 

昨年から目の衰えが激しくなり人を撮る時の専用にFringer FR-EFTG1と同時にEF50mm f1.8を購入したが、EF50mm f1.4の描写が忘れられなくなり再購入。ミラーレスに完全移行する前はCanonのデジカメを使っていたので、その描写は目に染み付いているのだ。50mm f1.8でも良いのだが、今後EFレンズはすべて製造中止になるので、最後のEFレンズだと思っている。この50mmとEF40mm f2.8(すでに製造中止)は、人物専用レンズとして使う事に。これは、Fringer FR-EFTG1の存在は大きく、これが無かったらわざわざEFレンズを再使用する理由はないからね。ただ、EF50mmのレンズはGFXのセンサーで使うとケラレが発生するが、私が人物を撮影する時は1x1フォーマットがメインなので全く問題ない。このEF50mm f1.4は前世紀のフィルム時代に設計されたレンズなので、描写はオールドレンズの部類に入れて良いほど描写は私好み。GFXの50シリーズはコントラストAFのみだが、室内の明るい場所であれば顔認識AFもほとんど使えるのでとても楽になった。純正GFレンズに無い焦点距離や明るいレンズが使えるのは、私にとってはとても重要なのだ。

年齢と共に体力も衰えているので、三脚も超軽量LeofotのLS-224Cに買い替えてライカの小型雲台か梅本の雲台を使い、総重量が約1kgになり気軽に持ち歩けるようになった。手振れ補正搭載のカメラに三脚は必要ないと思っている人も多いが、撮影する内容によっては三脚は必需品。今の私の撮影スタイルは特殊なので、三脚は必須アイテムなのだ。

☆三脚の記事→コレ

☆撮影関係のアクセサリー製造工場は受難が続いていて、昨年よりさらに状況は悪化。私と付き合いのある工場も細かいパーツが入らなくなり、製造がストップしている工場が相当増えた。例えば、ソフトボックスの稼働部分をロックするネジやノブも手に入らないほどサプライヤー工場の閉鎖が増えているのだ。半導体問題もまだ解決せず、このままの状況が続くとカメラ以外の周辺機材に相当影響が出てくる。そして、工場閉鎖により熟練工が離れ仕事が雑になり不良品が増える問題もある。今回のコロナ問題の影響は今後も相当根深い。

 

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古いレンズでモノクロ

2022-11-15 | 遠い記憶-上海 オールドレンズ

Canon FD50mm f1.4補正レンズ付アダプター使用 開放で撮影

 

 

 

ピント外し

 

Canon FD50mm f1.4補正レンズ付アダプター使用 開放で撮影

 

あまり外出してないので、過去の画像から

フィルムからデジタルに変わって、モノクロ表現がさらに楽しめるようになった。その一つの大きな理由は、カラーで撮影し後処理でモノクロ変換する時に、モノクロフィルター効果を選べる事。そして、ミラーレスカメラになって、様々なレンズを使う事が出来るので表現の幅が大きく広がった事。

最初と最後の自転車の画像は、Canonの一眼レフを使っていた時代の写真で、古いFD50mm f1.4に補正レンズ付きアダプターを使って撮っていた時の画像。これは、f1.4の開放で撮った写真だが、この補正レンズ付きアダプターを使うと焦点距離が少し伸び深度が深くなるアダプター。今も防湿庫に入っているが、またいつか使う事がありそうなので、古いFDレンズ数本を残している。

ただ、このFDレンズに補正レンズ付アダプターを付けて撮影する場合は、日陰や夜などに使う方がベスト。輝度差がある晴の昼間には向かないので注意。

☆古い物を撮る時は、古いレンズが合っている。

☆今の上海のコロナ感染者は落ち着いているが、他都市へ行くのは結構大変で勇気がいる。

 

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外付けエレベーター工事が増えている上海

2022-11-13 | 写真日記

外付エレベーター工事中

 

以前私が住んでいた新華路のアパートは1990年に建てられた古いアパートで、6階建24世帯が住んでいた。私が退去する一年前に外付エレベーターを付ける為の署名を受けた事があったが、私は借りている立場上サインはしなかった。その後、24世帯の何世帯がサインしたかどうかは分からないが、私が日本に帰国中にエレベーターは完成していた。そこに住んでいた人達のほとんどが高齢者だったのは言うまでもない。現在私が住んでいるアパートは、1棟6階建でに12世帯が住み、123棟あるがエレベーターは無い。ここの住民も高齢者が多いためか、最近外付けエレベーターの工事が増えている。もちろん工事資金は賛同した人達で均等に割るのだが、一世帯あたり相当な金額になるはず。(もしかしたら行政から補助があるのかもしれない) 今後の中国は、日本と同じように超高齢化社会を迎えるので、こんな事例は相当増えるだろうな。

上海は世界で一番高層ビルが多い都市になったのは、確か10年以上前の事。高層ビルには当然エレベーターはあるが混む時間帯が必ずあり、上にも下にも行けない時もある。そして、停電の恐ろしさを知っているので、私が住むのは6階までが限度。

☆来年の4月は契約更新だが、今のところ引越する予定。拠点をどうするかも含め思案中。

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Apple Watchは小学生の定番?

2022-11-11 | 写真日記

バスの中でiPhoneで撮影

 

先日の夕方打ち合わせからの帰りにバスに乗っていると、10人ほどの小学生が乗って来た。ちょうど私の席の隣にたむろしていたので見ていると、ほぼ全員がApple Watch Cellularを使用している事に気付く。その中にはAndroidのスマートウォッチとApple Watch二つを腕につけている子が一人。このバスに乗って来た10人で判断しただけだが、相当数の小学生がApple Watchを使っている事になる。また、学校や家でもiPadがスタンダードになっているので、日本では考えられないほどAppleの専有率は高い。

私の場合は、昨年12月に上海人からいただいたApple Watch7を外出時に使っているが、使い慣れると相当便利。まず、買物時にスマホを出さなくて良いのと、公共交通機関を使う場合も同様にわざわざスマホを出さなくても良い。また、チャット(メールよりチャットがメイン)の着信も確認出来て簡単な返信も出来るのはとても楽。以前はApple Watchなんてまったく興味が無かったが、ずっと使っていると今では手放せなくなってしまった。そして、スマホはずっとポケットの中。ただ、Apple Watchの欠点はバッテリーの持ちが悪い事かな。

☆上海の小学校では、スマホ禁止。

☆過去のスマートウォッチの記事→コレ

 

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