海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

GFXで40mmを選ぶ理由

2022-11-23 | GFX+オールドレンズ

Pentax-FA43mm f1.9  Nokton40mm f1.4 EF40mm f2.8

 

Nokton58mm f1.4SL  MC Rokkor-PF58mm f1.4 両方ともフードはサードパーティ製(純正はケラレる)

 

私はGFXの中判カメラで標準レンズを58mmにしているので、次のワイドレンズは40mmが妥当な焦点距離。現在35mm用フルサイズ換算40mmの中で、GFXの44x33センサーでケラレが発生しないレンズは、CanonEF40mm f2.8(人物撮影専用)とPentax43mm f1.9(3mmの違いは許容範囲)がある。Nokton40mm f1.4Classicをあえて入れているのは、1x1と65x24サイズ専用で夜用として使っているからだ。そして、次に短い焦点距離は28mmしかないが、28mmの出番はワイド過ぎて出番は少ない。という事で、35mmフルサイズ換算35mmという焦点距離は、GFXを使う場合に私にとっては中途半端な焦点距離という事になるのだ。PC-Nikkor35mm f2.8も持っているが、どうしてもシフトアオリが必要な時にだけ使っていて、昨年一年間の連載の時には大活躍してくれたレンズ。

もしもGFXで58mmを標準レンズとして使うなら、44x33センサーでケラレを気にせず使えるレンズとして、旧Nokton58mm f1.4SL(フィルター径58mmタイプ)かMC Rokkor-PF58mm f1.4がある。ロッコールの開放付近の描写は典型的なオールドレンズの描写で、ノクトンの方はロッコールよりやや現代的な描写だが、オールドレンズの描写を残して設計されている優れ物レンズだ。

☆GFXとNokton58mm f1.4SLの過去記事→コレ

☆GFXで使える焦点距離35mmオールドレンズ2種類の過去記事→コレ

☆GFXでケラレ無しで使えるペンタックスKマウントレンズ3本→コレ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする