海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

上海で2週間のホテル隔離 その1

2021-10-04 | 写真日記

上海の隔離ホテル

 

ホテルの窓から

 

2週間分の水

 

隔離者用ゴミ袋

 

トイレ用消毒剤

 

検温は毎日(ドアスコープから撮影)

 

食事はドアの外へ置かれる

 

上海の隔離ホテルについて、私がこのブログで書く事は、上海すべての隔離ホテル料金やルールは同じでは無い事を理解しておいてほしい。私と同じAMA便の友人に聞くと、泊まった郊外の隔離ホテルは、どんな物でもオーダーすれば届けてくれるようだが、私の宿は相当制限がある。これは、区とホテル側でルールを決めているようなので、他の区と一律同じルールではないようだ。

成田から上海に到着した9月26日から、2週間のホテル隔離生活が始まった。料金は一人5320元(約91000円)で、初日は窓の無い1階の部屋だったが、翌日は8階の日当たりの良い部屋に移動。部屋の広さは、前泊した京成成田駅前のAPAホテルの約4倍の広さだが、こちらのホテルとしては普通の広さだ。私の場合は、長寧区に住んでいるので、同じ区の複数の宿が隔離指定ホテルになっているようだ。場所は、天山茶城から近く窓からは中山公園方面が見える場所。色々な人に聞くと、ホテルや区によってルールが違うようだ。

部屋内には550ccのペットボトルの水が48本とトイレットペーパー20個、そしてシャンプーや歯ブラシなど2週間分が置かれていたが、髭剃りは無かった。ベットのシーツやバスタオル類は2週間交換してくれない。

ドアが1回ノックされると飯が来たよの合図だ。朝飯は朝の8時から8時半までに、昼は11時半頃で夕飯は5時過ぎに届く。ドア外の弁当を受取後にドアを開けっ放しにしておくと、アラームが鳴るようになっている。朝の10時くらいに、女性が各部屋を回って検温チェックが来るが、その時のノックは複数回だ。そして、隔離開始日と4日後と7日後、そしてホテル隔離最終日の14日後にPCR検査を受ける事になっている。

室内から出るゴミは、感染者専用の黄色のゴミ袋に入れ部屋のドア前に置いておけば回収してくれる。これは、昨年経験した自宅隔離も同じシステムだ。そして、トイレを使った後に便器に投げ込む消毒錠剤も昨年と同じ。

毎日、食う寝る読む観るの生活の連続だが、ホテル内は禁煙なのでタバコは一本も吸ってないし持ち込んでない。また、酒も持ち込んでないので、成人になってからW禁は初めての経験。後の1週間W禁を貫くので、きっと素晴らしくきれいな体になっているだろうな。その後の呼び戻しが怖いが、おそらくタバコはこれを境にやめる。

☆次回は、ホテル隔離中にあったら良いなと思うものを紹介。

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成田空港から上海浦東空港へ 到着後に隔離ホテルへ

2021-10-02 | 写真日記

ANA919便は満席

 

上海市長寧区の隔離ホテル行き受付前

 

防護服

 

隔離ホテル行きのバスは、ドライバーも荷物係も全員防護服着用

 

隔離ホテルの裏口でチェックインしたが、宿泊客以外は全員が防護服姿で対応

 

隔離ホテルの廊下 椅子は弁当置場で黄色い袋は感染症専用ゴミ袋

 

チェックイン後の夕飯はホテルが用意したカップ麺

 

9月26日の9時20分発浦東空港行きのNH919便は、定刻に成田空港を出発。この日は上海行きの予定を1週間ずらしたのでビジネスクラスしか空いてなかった。席につくと偶然にも私の後ろの席には、前世紀から付き合いのある中国人の友人が座っていて、お互いにびっくり。

浦東空港に到着し席の前方から約20人ずつ機外を出ると、私達乗客以外は全員が防護服姿だったが、これは昨年も今も同じ。浦東空港での入国までの手続きは、昨年より手続きが簡素化されているのでとてもスムーズだった。これは、完全にデジタル化され日本を出国する前にスマホかPCでの手続きがほとんど終了しているので、スマホ画面のキャプチャー画像を各関所でスキャンすれば、次のステップへ進む事ができる。

浦東空港でのPCR検査は、鼻拭と口内粘膜唾液とダブル検査に変わっていたので、より厳格になっていた。イミグレーションカードも新しくなっていて、デジタル化のおかげでスムーズに通過。以前から変わったのは、スーツケースなどの荷物が出てくるのに時間がかかる事。これは、荷物すべてを消毒液で殺菌消毒する為に時間がかかるとの事。

スーツケースを受け取り自分が住んでいる長寧区窓口で手続き後、延々と隔離ホテル行きバスの到着を待ち、隔離バスで浦東空港を出たのは上海到着6時間後だった。

隔離ホテルに到着後、スーツケースの噴霧消毒を受けホテルの裏口で手続き。14日分の宿代と飯代5320元(約91000円)をアリペイで支払いチェックイン。

今年の6月27日に上海から成田に到着した時の日本の対応と上海での対応を比較すると、圧倒的に中国の方が理にかなった対応をしていて、デジタル化が進んでいると言わざるをえない。

日本は島国なので、本来なら空港などの入口でコロナをシャットダウンしやすい環境にあるのに、なぜ感染者が増えたのか冷静に考えた方が良い。

現在の中国での感染者は、空港関係者が多く航空機の清掃員や貨物仕分けスタッフや海外からの入国者や帰国者が感染源となってクラスターが発生しているが、その数は日本から比べると極めてごく少数だ。

☆今年の6月27日に上海から成田に到着時のブログ→コレ

 

 

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