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海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

19参Ⅲ老場坊は上海の屠畜場だった

2021-04-15 | 遠い記憶 現代のレンズ

現在はイベントホールや音楽学校やカフェで賑わっている

 

内部は迷路

 

最上階はイベントホール

 

場の焼却炉をオフィスに改装

 

久しぶりに19参Ⅲ老場坊へ行って見たが、平日という事で人は少なめ。ここはイギリス人建築家によって1933年に建てられた東洋一の屠畜場だった。これとまったく同じ建物が世界に3つあり、本家イギリスとアメリカにもあるそうだ。戦時中は一時期日本軍が占拠した時もあった。私がここへ初めて入ったのは2004年でまだ閉鎖されていた時だが、オーナーからのご好意で特別に中を見せてもらったのが最初。その後2006年、私のTVドキュメント番組でロケをしたが、その時も閉鎖中だった。

何度かブログネタにした場所で閉鎖中の画像あり→コレコレコレ

 


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2 コメント

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Unknown (陸田三郎)
2021-04-15 07:14:02
まったく知らない建物です。これまで海原さんが発表されたものも見逃していました。この空間と写真、素晴らしいですね。感動ものです。
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お勧め (かいはら)
2021-04-15 11:21:21
陸田さん

ここは絶対に行くべきです。
上海に来た建築家は、必ず見に来ます。
この建物は、震度7クラスの地震にも耐えられると
聞いてます。

人と家畜が歩く場所を完全分離し感染症対策はほとんど完璧だと言われてます。

集められた家畜達は、屠畜前にシャワー施設で洗浄され数日安息日があったそうです。

後に日本軍が占拠したので、1階にはトーチカがありました。

2004年には開かずの部屋がありましたが、今もそうかも知れません。
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