上海の場だった建物を改装した1933は、正式には「19参Ⅲ 」だ。私がこの建物に初めて入ったのは2004年頃だったので、まだ一階が食品製造会社が入っているだけで建物は荒れ放題だった。普段はこの建物には入れないのだが、七浦路付近の薬品会社跡地を撮影した時のオーナーがこの元場だった建物のオーナーだった事もあり、特別に中を見せてもらった経緯がある。その後、私のTVドキュメントで2006年にもう一度入る。
エッシャーの絵のように複雑な建物
元場の焼却炉だった。右の煙突は外装を変えている
今この「19参Ⅲ」は、ギャラリーなどが入るアートスペースやイベントスペースになっているが、日曜日であるにもかかわらず訪れる人は少なめ。元々、イギリス人が設計しイギリスにも同じ建物があるようだが場所は不明。でも、これを設計した建築家はある意味天才だと私は思っている。それは、この建物の中に入ってみればよくわかる。
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