上海天蟾逸夫舞台
本来は今年の4月に開催予定だった昆劇の公演が新型コロナウイルスの影響で延期になり、12月10日にやっと実現。場所は人民広場から近い由緒ある「上海天蟾逸夫舞台」だ。主催は、上海昆劇団と日系の上海華鐘コンサルタントで、日中国交正常化50周年の記念イベントでもある。今回は国宝級の役者が揃うという事で、私もその歴史に残る1ページに立ち会えたのはとてもラッキー。
この日のメインカメラはX-H1で、初めて顔検出AFを使って撮影した。だが、孫悟空の顔(3枚目の画像)には顔検出AFが認識せず、即通常のAFに切り替えた。これは、本番中だったのでこれ以上の検証をしなかったが、ちょっと面白い現象だ。タバコのタスポが出来る前の話だが、タバコの自販機のカメラが大人と認証されるとタバコが買えたが、大阪の悪ガキが変顔をして自販機のカメラ認証をすり抜ける事例があり、このシステムは廃止になった経緯がある。
最近は人の顔以外にも鳥や動物の顔検出AFがあると聞いているが、今から10年後のカメラはどんな進化を遂げるのかなぁ。
☆昆劇は京劇より古く現在の蘇州付近が発祥で、ユネスコの無形文化遺産に登録されている。
コメントありがとうございます。
野外舞台での昆劇を私はまだ観た事はありませんが、
良い雰囲気でしょうね。
私も是非観てみたいです。
今回の演者は、ほとんどが80歳という事で、これだけの名役者が同時に舞台に立つのはこれが最後という事で、多くのファンが集まっていました。