海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

五島美術館と松濤美術館へ

2023-12-06 | GFX+オールドレンズ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先週の土曜日に五島美術館へ行き「古伊賀 破格のやきもの」展へ。伊賀焼は見た事があるが、古伊賀は初めて。もっと早く見ておきたかったと思うほど、古伊賀は素晴らしい焼物。焼き物で侘び寂びを表現しているのは備前焼が有名だが、それよりも古伊賀焼のあえて山割れという技法を使っているのは、ちょっと驚き。この五島美術館へ行くのは初めてだが、展示室は撮禁なので画像はない。展示を観た後に美術館の庭へ出てみると、これがまたとても良い。椿の花や石仏の佇まいがとても良く、冬の夕方の光がさらにそれを演出してくれた。

その後に渋谷まで戻り松濤美術館へ行き、「なんでもないものの変容」写真展示を観て帰還。今も眼の調子が悪く、この日はちょっと疲れた。美術館は、一日に一ヶ所が正しい楽しみ方だな。

☆この日は、Pancolor50mm f2+COLOR-SKOPAR 28mm F2.8 Asphericalのみ。オールドレンズを使い慣れている私にとっては、デジタル対応のこの28mmは、目が覚めるほどシャープ過ぎる。ちょっと、RAW現像でコントロールしないとオールドレンズと同列で使うのは難しいな。ただね、年齢的にも大きく重いレンズは持ち歩きたくないのだ。

☆古いレンズを数本売って、COLOR-SKOPAR 28mm F2.8 Aspherical(Type1)を買った理由は、フィルター口径が34mmと小口径。このサイズであれば、上海の現場で金網越しにもレンズを入れる事が出来るからだ。絞りを変える時にヘリコイドが動いてしまうので使い難いと思う人は、タイプ2を選ぶ方が使いやすい。それでも、フィルター径は39mmと小口径でコンパクト。


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