この写真、2007年頃に現代のレンズで上海の夜を撮影していた時の写真だ。久しぶりに見ると非常にシャープで申し分ない画像に仕上がっている。しかし、どうも私には物足らなく現代のレンズで上海を撮るのをやめてしまった。その後、ピンホールでの撮影が始まり、2008年の終わり頃には1970年代以前のレンズで撮影が始まった。しかも性能のよくない補正レンズで画像の解像度を落として撮影している。
年齢と共に自分の目の解像度も落ちてきた(近視と乱視が入り交じり遠視も入っている)のと時を同じくしてワイドレンズを避けるようになってきた。今の自分の視覚に一番合っているレンズの焦点距離は65mmから70mmくらいが一番自分に合っている。次が50mmでその次が100mmだ。
撮影場所は、北京東路と四川路の交差点付近。 2007年撮影