海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

X100Fトラブルは色が乱れる

2024-03-04 | 遠い記憶-上海 オールドレンズ

GFX50SII+CanonEF85mm f1.8+クローズアップレンズ500D

 

X100Fのカラー画像がモニター上とデータまで乱れるのは3回目で、今回もリセットしたら使えるようになった。ただ、カメラ内RAW現像ができないのと、フィルムシュミレーションを選択してもモニターの色が変わらないのは以前と同じ。まぁ、私の場合はMac上でRAW現像するので使えない事はない。修理に出すとおそらく基盤交換で数万円はかかると思うので、このまま使い続けるつもり。デジカメは家電なので、いつか寿命が来る。X100Fの後継機100Vからレンズ性能がアップしたが、私はこの旧タイプのレンズ描写の方が好き。そういう意味でもXF35mm f1.4は手放せないレンズの一本。このX100Fのフードは、PENTAX-DA 40mm f2.8用のレンズフードでケラレず使えるので重宝している。

☆昨年は師匠が亡くなったのはメールで知った。そして、大学の同級生と元シェフが亡くなっていた事が今年になって発覚。その二人の事を知ったのは、知らない人のネットの書き込みだった。

 

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X-E1を使い始めた頃のテスト撮影

2024-02-27 | 遠い記憶-上海 オールドレンズ

 X-E1+Canon 50mm f1.4 LマウントISO1600開放撮影 彼女はスペイン人

 

 X-E1+Canon 50mm f1.4 Lマウント ISO1600開放撮影 

 

 X-E1+Canon 50mm f1.4 LマウントISO1600開放撮影

 

 X-E1+Nokton Classic 40mm f1.4  ISO1600開放撮影 

 

X-E1+XF18-55mm f2.8-4 和平飯店前で

 

10年以上前の話

衡山路の行きつけのレストランバーで呑んだ後に、オーナーと二人で近所の呑み屋へ。この頃は、X-E1とCanon 50mm f1.4 LマウントとNokton Classic 40mm f1.4を使い、フジフィルムのX-E1をテストしていた時期。この頃は、まだCanonのデジカメがメインで、APS-Cミラーレスカメラに変えようか迷っていた時期でもある。こんな雰囲気の場所も含めてAPSサイズのカメラはボディサイズが小さくシャッター音も低く高感度ノイズも気にならない程度だったので、このテスト期間の一ヶ月後にキヤノン全てを売払い、フジのデジカメに買い替えた。追加でX-Pro1とレンズ一式揃えてもお釣りが来るほどキヤノンの下取りがよかった時代。

Canon 50mm f1.4Lマウントは、Summarit5cm f1.5に近いとも言われていて、確か15000円ほどで買った記憶がある。今は本家のSummaritに買い替えているが、とても好きな描写のレンズだった。APS-Cセンサーで50mmの焦点距離はフルサイズ35mm換算で75mmとなり、とても使いやすい常用レンズ焦点距離だ。GFXの中判で1x1を使う場合、75mm相当のレンズにPentax FA 77mm f1.8があり今も常用しているが、これがコンパクトでとても使いやすく好きな描写のレンズ。最近はコーティングが新しくなり描写性能が上がったと聞いているが、私は古いタイプの方が合っているので興味なし。

 

EOS5Dlll+CanonFD 50mm f1.4(補正レンズ付アダプター)開放撮影

 

モデルと歌手の結婚式の二次会で、EOS5Dlll+CanonFD 50mm f1.4(補正レンズ付アダプター)開放で撮影。スマホ画面のフットライトが女の顔を照らし良い雰囲気に。この頃はミラーレスなんて頭にない時代だった。だが、技術革新が進み時代が変わると一気にカメラ機材も変わるのは過去を振り返ればわかる事。そして、この頃から照明機材はストロボからLEDに変わると確信し積極的にLEDと関わるようになったのは、ミラーレスカメラを使い始めてから一年後の事。今の私の機材はフジ一色でGFXとXシリーズのみで、35mmフルサイズカメラは持ってない。一時期SONYα7IIを使った事があったが一年以内に売却。私のデジカメの使い方は、デジタルの世界で35mmフルサイズカメラの24x36は中途半端なセンサーサイズなのだ。

☆昨年からノイズ処理ソフトを数種類試した結果、DXOのPureRawが高感度ノイズ処理に最適と決定し、今では手放せないソフトに。

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仏像を見る時の光

2024-01-21 | 遠い記憶-上海 オールドレンズ

 

 

 

 

 

ロウソクは、中国の唐の時代に日本に入ってきたらしいが、仏像を見る時の光は自然光かロウソクの光が一番良い。近所の等覚院は、それが分かっているようでとても良い。

美術館などの展示では最近の照明はLEDに変わったが、ライティングの上手な美術館もあれば、その逆もある。立体物のライティングは、影をつけるのが大事だが、それが分かってない美術館も多い。

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廃墟壁画を探したけれど

2023-11-24 | 遠い記憶-上海 オールドレンズ

旧城内で

 

2008年北京オリンピック前の外灘で撮影    自作ピンホールカメラ

 

東台路の骨董街で 2009年頃

 

廃墟壁画を探して歩いたが、一カ所しか見つからなかった。という事で、老西門付近の撮影は終了。最後の画像は文革時代の陶器製人形で、昔の上海の東台路の市場で無数に売られていたが、最近はほとんど見なくなった。この3枚の画像は何となく共通するものがある。

☆ユニクロの柳井社長がTIME誌に語った「日本は決して先進国ではない」まさにその通り。ここで言いたい事はたくさんあるが、コロナ前の数年前に日本滞在中に海外の状況をあまり知らない日本人にこんな事を言うと遠回りにイヤな顔をされた。という事で、そんな人が多く集まる場所はさりげなくフェードアウトしてきた。分かりやすく言うと、過去のしきたりにこだわり未来に目を向けない予定調和を求めたがる人や店や会社は私には合わないのだ。それをやるとどうなるのかというと、日本での知り合いや友人は少なくなるが、私にとってはストレスが溜まらないのでその方が楽なのだ。日本のニュースや新聞やネット記事のみ見て過ごしている人は、注意した方が良いよ。それらの記事は全部では決してないが、日本住んでいる日本人が喜ぶような書き方をしている記事が最近多すぎるからだ。

☆1981年にフランスのJean-Michel Jarreが、世界で初めて中国でシンセサイザーを使ったコンサートのドキュメントがYouTubeに落ちている。1980年代の中国なんて、私にとっては未知の世界。アルバムが発売になった当時のLPは何度も聴いた。このドキュメント映像は、当時コンサートが開催された北京・上海の街も撮影していて、時々NikonF3のモーター付きシャッター音が聞こえてくるのが良い。このF3のシャッター音が何だか切なくて物悲しく聞こえてくるのだ。また、街で録音した生音がとてもよいので、私の写真集は前世紀末に街で拾った生音を録音編集しミニCD付きで販売した。当時普通に聞こえていた街の音は、今となっては遠い記憶の中に。時代の生音は立派なドキュメントとも言える。

☆Jean-Michel Jarre   The Concerts In Chinaの動画→コレコレ同じ動画だが一応リンク。後半の動画で、物悲しく聞こえるニコンF3のモーター音と街の風景と女の子の声のリンクがとても好き。

☆FBやLINEでの繋がりリクエストがたまに来るが、何のコメントもないリクエストはお断りしてます。

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ハッセルのクイックシューは今も現役

2023-11-08 | 遠い記憶-上海 オールドレンズ

今も現役のハッセルクイックシューとライカ雲台 カメラ側のプレートは誰かが自作した物を使用

 

Leofotoのカーボン製一脚MP-285C

 

ミニ三脚MT-03に交換

 

GFXをメインカメラにして古いレンズを使い、フォーマットサイズは65x24と1x1がメインなのは変わってないが、十数年前のスタイルに戻り昼間でもあえてスローシャッターを使う事が増えた。という事で一時期はLeofotoの一番軽いカーボン三脚を使っていたが、さらにコンパクトに持ち運べる一脚も使っている。このLeofotoのカーボン一脚MP-285Cの足に付ける一脚用スタンドVD-02の純正品はとてもよく出来ているのだがビデオ用で、重量が520gもあるので却下。という事で、同じブランドのMT-03(162g)を取り付ける事に。

これを見てミニ三脚が壊れるのではと思った人は、機材をよく知っている人だ。ただ、私の使い方は撮影時の軽い支えとして使うので、この三脚に上からテンションをかける事はないので大丈夫。私の撮影スタイルは、撮影場所を決めたらそこでシャッターチャンスを待つスタイルなので、ずっと手持ちで待っているより楽なのだ。ただ、この方法はGFX50SIIの手ぶれ補正をONした場合のみの撮影方法。135mmクラスの軽いレンズも1/15でテストしたが、ほぼ問題ない。一番よく使う標準レンズや広角レンズなら、さらにスローシャッターが切れるしね。という事で、昼間はNDフィルターが付けっぱなし。

☆歳を重ね体力が落ちたなと感じるのは機材の重さだ。前世紀にはF1のサーキットで、3日間毎日朝から夕方までサーキットを歩いていた時期(海外も含め6回のみ)は、モータドライブ付きフィルムカメラ3台にズーム3本と大口径超望遠レンズを常に持って歩いていたが、今から思えばよくあんな事が出来たなと思い出す。

☆Leofotoは中国の三脚メーカーで、中国製三脚では一番信頼しているメーカーだ。そして中国製なので、こちらで買うと日本より相当安い。ただ、最近は細かいアクセサリー類は販売店に置いてない場合が多くネットで注文するしかない。それにしても、日本の三脚メーカーの衰退ぶりは情けない。もうすでに、カメラの周辺機器は中国で製造するのが当たり前になった。ただ、いまだにツボを押さえてない製品も多いのが現状だけど、日本のメーカーより勢いがあるので見ていて面白い。

☆上海でたまに行く日本村付近のガッテン寿司は、現在改修中。という事で、今年に中山公園の龍之夢7階に出来たあの店に行ったら愕然。日曜日なのに客はガラガラで、クラクラするほど寿司ネタが無いのといつ握ったのと思うくらい不味く、枝豆は一部凍っていて噛むとジャリジャリ音がする。という事で、ニ皿食って即退散。近所にガッテン寿司があったので、歩いて向かってみるとほぼ満席状態で通常メニューで営業していた。コロナ前からの現象だが、日系の飲食店が上海で出店し撤退する店が多いのは、コロナの影響や家賃の高騰もあるが、それ以外に問題は色々ありそう。このクラクラする店は、完全に上海を舐め切っているとしか思えない。このままでは、一年持つかどうかだな。この中山公園駅周辺の日本料理屋は比較的多い地域だが、私が通っていた店は撤退や移転で知っている店は無くなってしまった。為替の問題もあるが上海の物価は相当上がり、日本に戻るとびっくりするほど外食は安いというより安すぎて美味い。日本に住んでいる人達は、食に関してはある意味幸せ過ぎると思った方がイイね。

コメント (2)
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