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海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

消逝的老街1996-2000 Panorama 64 火腿街

2017-05-31 | 消逝的老街1996-2000 panorama

1996年撮影  火腿街 

曇の日は、f8で1/60secと露光は決まっているので、シャッターを切ってから露光が終わるまで約2秒半かかる。この子供はカメラに対して垂直に移動しているので歪みは少ないのだが、レンズの回転方向と同じ場合やその逆だと動く被写体は相当歪む。

回転式のパノラマカメラは、瞬間を記録出来ないもどかしさがあるが、数秒先の人の動きを読む訓練には最適なカメラだ。

Noblex135U

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消逝的老街1996-2000 Panorama 63 博家街

2017-05-30 | 消逝的老街1996-2000 panorama

2000年撮影 博家街

 

この画像は2000年撮影なので、フジのX-T1をメインカメラとして使っていた頃。レンズは超広角の30mm f5.6を手に入れ脚立を持ち歩いて撮影していた。旧城内の撮影から1年(年に四回通っていた)も経過すると自分も図々しくなり、何事も遠慮から入ると目的は達成せず無理矢理に我を通す事を覚えた。そこで問題になれば、ちゃんと筋を通して説明すれば良いし、ダメなら謝る。チャンスは一瞬一度のみが写真なのだ。ただ、時と場合にもよるので、何処でも通用する訳ではないので注意が必要。その感覚は失敗を繰り返し嗅覚を鍛えるしかない。

☆本日から打ち合わせで深センへ

TX-1 TX30mm f5.6

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消逝的老街1996-2000 Panorama 62 人民路から浦東方向を

2017-05-29 | 消逝的老街1996-2000 panorama

1996年撮影 人民路から

 

旧城内は丸い円周状に路があり昔は城壁があったが、辛亥革命後に取り壊され人民路と中華路となった。人民路沿いに農民工達が住むプレハブの二階に勝手に上がり撮影したが、日曜日だったので誰も咎める人もなく自由に撮影出来た。この敷地内に人は3人だけで親子が凧揚げを楽しんでいた。画面センターからやや左の黒い点は凧だ。撮影したのは1996年で、上海のテレビ塔の右に豫園が見える。

Noblex135

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消逝的老街1996-2000 Panorama 61 柳林路x露香園路

2017-05-28 | 消逝的老街1996-2000 panorama

1996年撮影 柳林路x露香園路

 

旧城内で一区画が更地になり周囲は瓦礫のレンガで壁が作られているのだが、抜け道用に人が通れるよう穴が空けてある。カメラを構えていると、馬桶(簡易トイレ)を持った老婆と現代の若いネーチャンがすれ違った。画面中央には1994年に出来た上海テレビ塔が見える。

Noblex135U

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消逝的老街1996-200 Panorama 60 場所不明

2017-05-24 | 消逝的老街1996-2000 panorama

1999年撮影 場所不明

 

まさに、子は宝状態。撮影したのが1999年なので今は18歳になっているはず。2007年に上海美術館で個展をやった時、外の垂れ幕になった写真なのだが、私が垂れ幕用に選んだ訳ではない。しかも自分の写真ではないほどトリミングされていた。

1999年からカメラをNoblexからフジのTX-1に変えたので、フットワークが軽くなり三脚から開放された。

Fuji TX-1 

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