goo blog サービス終了のお知らせ 

海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

消逝的老街1996-200 Panorama 79 外灘

2017-08-01 | 消逝的老街1996-2000 panorama

1999年12月31日撮影 外灘

 

1999年の大晦日は西暦2000年を迎える為に外灘でカウントダウンが始まろうとしていた。上の画像は午後7時頃に撮影したのだが、まだ人は少なめだったので、一回抜け出し豫園に向かったのが大失敗。豫園から戻って外灘に入ろうとしたが、公安が外灘に向かう路を完全封鎖し外灘までたどり着けなかったのだ。この日は交通も完全に麻痺していて、魯迅公園付近にある宿まで撮影しながら歩いて戻った苦い記憶がある。

カメラはFujiのTX-1で45mm フィルムはTMAX-3200を使用し手持ちで撮影。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

消逝的老街1996-2000 Panorama 78 新永安路

2017-07-31 | 消逝的老街1996-2000 panorama

1999年撮影 新永安路

 

上海の超高層ビル金茂大厦は、1998年に完成したが稼働したのは翌年の1999年。1930年代の建物の隙間から見えるこの超高層ビルは、ちょっと不思議な風景に見えた。撮影当時にこのビルが租界時代の建物の隙間から見えるアングルがあまりなく、やっと見つけたのが新永安路から見るこのアングル。当時はこの両脇に市場が並んでいてとても活気があった。建築現場の足場になる竹をリヤカーに乗せて運んでいる時にシャッターを押した。

TX-1 45mm

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

消逝的老街1996-2000 Panorama 77 老西門

2017-07-18 | 消逝的老街1996-2000 panorama

1999年撮影 老西門

 

ここを最初に撮影したのは1996年で、当時更地になったこの場所はすでに杭打ちが始まっていた。でも、その後のアジア通貨危機の影響だろうと思うが3年以上放置状態だった。奥に見えるのは台湾系のデパートで、この付近では異常に目立つミラービルだった。

このビルは現在も外壁を改装し建っていて、このビルの奥右には孔子廟があり、昔はよく通った孔乙己酒家がある。

Fuji TX-1 45mm

☆日本の外務省が作った「ゴルゴ13」安全対策マニュアルが出来たようだ。これ、無料配布らしいが、お金を出しても買いたいな。私はゴルゴ13が大好きで昔はいつもビックコミックで読んでいて、随分と勉強になった漫画。その中で実践した例は沢山たくさんある。一例をあげると、海外でヤバそうなホテルに泊まった場合、ホテルのドアの内側にビール瓶などを置き、ドアが外から開いたら瓶が倒れて音がするような仕掛けは、マレーシアの奥地の宿で実際に2回ほど仕掛けた事がある。

ゴルゴ13が屋外で煙草を吸った後、ピッと指で弾き煙草を消さずに投げ捨てるシーンがあるが、最近彼が日本に来た時はやっぱり指定の喫煙所で煙草を吸っているのかなぁ、なんて思ったりして。

何だか急にゴルゴ13を読みたくなったので、kindleでダウンロードするかな。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

消逝的老街1996-2000 Panorama 76 復興路

2017-07-16 | 消逝的老街1996-2000 panorama

1999年撮影

 

1999年撮影

 

道路両脇の建物を解体した後は、道路拡張が始まり、そして区画を決めてさらに老朽家屋の解体が始まる。旧城内の路はかつて水路だった所を埋め立てて造った路も多く、また沼地だったので地盤は軟らかく地盤沈下は避けて通れない地域。

画面の中心付近に、上海の伝統的な建築様式の石庫門住宅が見える。上海の街を歩いていると石庫門住宅は何処でも見る事が出来たが、最近は再開発で姿を消してしまった。

Noblex135U

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

消逝的老街1996-2000 Panorama 75 浙江路付近

2017-07-08 | 消逝的老街1996-2000 panorama

2000年撮影 浙江路付近

 

上海の再開発現場は、知らない人が見ると大災害の跡のように見えるらしい。それは、普通こんな解体現場に一般人が歩いている光景は見ないからね。この写真を撮影したカメラはフジのTX-1+30mm f5.6というとんでもなく性能の良いワイドレンズ。30mmという焦点距離で、6x7(24x65mm)をカバーするイメージサークルを持ったレンズを作ってしまったのだから、フジフィルムの底力を見せつけられたレンズと言っても過言ではない。

TX-1+30mm f5.6

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする