相模原市南区新磯野に1600世帯という大規模マンション「相武台グリーンパーク」はある。敷地内には商店街やテニスコート、遊具広場、小さな公園、雨水池(貯水池)あり四季の花で彩られる。2月は梅、河津桜、3月は桜、4月はツツジ、梅雨期のこれからは「アジサイ」が咲き始める。その前段として散策路、遊歩道脇の花壇では本数は十数本であるが「シモツケ」(下野)が紅色の小さな花を枝先にたくさんつけ始めた。ミニ「スモークツリー」のようでもある。バラ科シモツケ属落葉低木で日本、朝鮮半島、中国に分布する。シジミバナ、ユキヤナギ、コデマリなど、多くの種が栽培されている。(2405)
相模原市緑区に広大な面積を有し、森のような樹林の中に四季の花が絶えない「相模原北公園」はある。今、この時季、園内の花木園では花の女王「バラ」が咲き始め、もう一つの主役「アジサイ」はそれぞれのエリアで蕾(装飾花)を生成中である。東フロント側の「ハーブ園」では今、「コモンセージ」が紫色の花穂を披露し始めている。地中海沿岸原産シソ科アキギリ属の常緑低木である。夏に紫の花を穂状に咲かせる。葉には細かい毛が生えており触るとふさふさ感がある。重要なハーブの一つで肉料理やハーブティーに用いられるハーブである。(2405)
相模原市緑区に「バラ」と共に「アジサイ」の本数と種類規模では市内随を一誇る「相模原北公園」はある。特に「アジサイ」は市の花であり、平成11年(1999)に市の人口が60万人を超えたことを記念して「アジサイ園」が開設された。丘の周囲が円形の遊歩道が造られ様々なコースを散策できアジサイを堪能できる。「和、洋アジサイの出会い」をテーマとして「アジサイの丘」に「西洋アジサイ」、「アジサイの谷」には当園の目玉の一つ真っ白の「アナベル」、「アジサイの山」に和品種の「ホンアジサイ」、「ヒメアジサイ」のほかアメリカ、スイス、フランスなどからの外国種をあわせて200種・10,000株が植栽されている。日本原産の花「あじさい」はその花姿、花色から「四葩」、「四片」、「八仙花」、「七変化」とも呼ばれ、その種類は今では世界中に200種類もある。見ごろは6月10~20日頃、蕾の生長は如何かと訪れるとどの株にも大きさの違いはあるが順調に生成中である。あと10日もすれば3~4分咲きとなって「アジサイワールド」の片鱗が見えてくるかもしれない。そこに橙色の足と嘴、短い尾が特徴の「ムクドリ」が数羽、開花を待ちかねたようにやってきてくれた。(2405)