相模原市南区下溝にハーブとバラの芳香に包まれた農園=農業生産法人グリンピア相模原が運営する農業体験施設、農業レストラン「モナの丘」はある。当施設は2007年にオープン、3.5haの広大な敷地内に「バラ園」、「ハーブ園」、「ラベンダー園」の花壇が造られている。その他に「バイオマス実験プラント」、「キノコ畑」、「果樹林」、「バーベキュー広場」等が配置されている。レストラン前のバラ園の一画に数百輪紫色の苞をした「センニチコウ」(千日紅)と「コムラサキ」に一会。見ている花姿は花そのものではなく紫やピンク、白、黄、赤に色づく苞である。ヒユ科の一年草。花に見える部分は苞のようでで、本来の花は苞の隙間に小さく存在する。苞の部分はドライフラワーにしても色が褪せることもなく名前のとおり千日色が変わらないことから名づいたなんとも可愛らしい植物である。「コムラサキ」はシソ科/ムラサキシキブ属の落葉広葉/低木。開花は6~9月で葉の脇から伸びた花軸に淡い紅紫の小花が10~20輪が集まって咲く。雌雄同株で花には1本の雌しべと4本の雄しべがある。(2409)
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