菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

武田砂鉄「『事実上の~』は疑わしい」ーーマイナ・カードは問題だらけという話

2023年01月17日 09時13分16秒 | 日々の雑感
 今日のしんぶん赤旗は、ライターの武田砂鉄氏が、「『事実上の~』は疑わしい」と題して書いています。今は、マイナ・カード普及の大合唱で、桜川市の「マイナ・カード」受付場は、混雑しています。皆さんが、ポイントにだまされているとは思わないが、本当にセキュリティーは大丈夫なのか、いつもあの列を見ると、心配になってきます。
 今日の武田砂鉄さんの話は、「やっぱり、マイナ・カードは問題だらけ」という話です。紹介します。

 「事実上の~』は疑わしい
  武田砂鉄


 マイナンバーカードを作るつもりはない。「作るのはやめて!」と仲間を募るつもりはない。作りたい人は作ればいい。マイナンバーカードを作るのは義務はないのだから、判断は個人に委ねられている。
 政府は何が何でも作らせたい。だからこそ、このところは、紙の保険証からマイナ保険証への移行に躍起になっており、「事実上の義務化」という珍奇な言い方が聞こえてくる。

  ◇   ◆    ◇

 「事実上の~」という枕詞が使われているときは、「その言葉を疑ってみましょう」という合図になる。問題を抱えた大臣や政務官を首相が更迭するのではなく、あくまでも当人からの申し出を受け止める形にすると、多くのメディアは「事実上の更迭」と報じるが、それは任命権者の責任回避に加担している。

 「事実上の義務化」は「義務化」ではない。私たちには選ぶ自由がある。
 今では、電車に乗るのにICカードを使う人が大半だが、紙の切符の売り場を撤廃しない。」自分は新幹線に乗るとき、手元に紙の切符がないとどうにも安心できないので、紙で発券する。「みんなで紙で乗ろうよ!」とは言わない。自由に選べばいい。

 政府は、マイナンバーカードを2022年度末(2023年3月末)までには、ほぼ全国民にカードを行きわたらせる、と繰り返してきた。カード配布から6年以上が経過しているのになかなか申請数が伸びず、マイナポイント事業などで税金を大量に投入し続ける大失敗プロジェクトだが、あと3か月で「ほぼ全国民」という言い方を崩さない。

 そもそも「ほぼ全国民」って曖昧過ぎるし、マイナポイント事業が延期を繰り返していることを考えれば、3月末という期限も延期されるのではないか。
 カードの普及率は1月4日時点で約66%になった。この状況について、松本剛明大臣が「運転免許証の枚数を越えた」と述べていたが、そもそも比較対象としておかしい。運転免許証は18歳以上からしか取得できない、免許を作っても2万ポイントはもらえない。比較対象を設けて、ここまで増えてきましたと言い続け、「ほぼ全国民」を強引に達成する散弾なのだろう。

 ◇   ◆    ◇

 年末年始、いくつかのテレビ番組に河野太郎デジタル担当大臣が出演し、マイナンバーカードの利点をプレゼンしていた。「世界一受けたい授業」(日本テレビ系)では、講師の設定で登場、マイナンバー制度の「セキュリティは心配ない」と豪語していた。いや、すでにデータ流失も起きてきたし、ここまでカード申請が伸び悩んでいるのは政府への不信感が大きいからなのだろう。でも「心配ない」で済ましてしまう。

 そんな授業を聞いて、作らずにいようと改めて思う。そもそも政府の強引な施策にメディアが無批判に乗っかり、気持ちよく話をさせていることが問題。
 世の中の強引な流れに惑わされないよう、自分自身で判断することを教えるのが「授業」ではないのか。
 (たけだ・さてつ ライター)

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「佐藤候補”不正根絶”」かすみがうら市議選・佐藤ふみお候補

2023年01月17日 08時14分54秒 | 地方政治
 今日の新聞赤旗には、「佐藤候補”不正根絶”」の見出しで、かすみがうら市議選・佐藤ふみお候補の第一声の様子が報道されています。紹介します。

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 茨城県かすみがうら市議選(定数16)が15日告示(22日投票)されました、日本共産党の佐藤ふみお候補(73)=現=が第一声を上げました。19人が立候補し、3人は見出しの激戦です。内訳は現職10人、新人7人、元職2人。党派別は共産1,公明1,国民民主1,維新1,無所属15。

 佐藤氏は、学校給食費と子どもの国保税無償化、補聴器の購入補助やデマンドタクシーの拡充を訴え、「200億円にのぼる市予算の1%でできる。やる気次第だ」と力説。
 1期目だった2006年、佐藤氏の追及により、公共工事の入札をめぐる汚職で当時の市長が逮捕された事件に触れ、「政治倫理条例をつくり、癒着や談合、不正をやめさせたい」と力を込めました。
 
 山中たい子前県議らが駆け付け、山中氏が「市民オンブズマンの活動にも取り組み、市民目線で税金の使い方をただしてきた。なくてはならない議席だ」と強調。
 二見伸明元公明党副委員長が大軍拡に走る岸田自公政権を批判し、「1票でも2票でも増やして、新しい日本をつくるために頑張ってほしい」と激励しました。

 日本共産党南部地区のエース議員・佐藤ふみおさん、ガンバレ。

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「川田候補に共感広がる」・上野原市議選・川田よしひろ候補

2023年01月17日 07時51分45秒 | 地方政治
 今日のしんぶん赤旗には、「川田候補に共感広がる」の見出しで、上野原市議選に立候補した川田よしひろ候補(74)の3期目をめざした、第一声の様子を報じています。

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 選挙戦には、現職10、新人8人の18人(共産1,甲名、諸派1,無所属15)が立候補しました。定数削減の中、各陣営とも地域締め付けを強め、激しい陣地戦となっています。
 共産党の政策に市民から「給食費無料は助かります。ぜひ実現してほしい」など共感が広がっていますが、「共産党は大丈夫」などの切り崩しも強まっています。
 川田候補は第一声で、市民から寄せられた切実な声を議会に届け、18歳までの医療費無料や介護保険料の引き下げが実現できたことを報告。
 小中学生全学年での給食費無料化や市立病院の充実、高齢者の補聴器購入の助成などの公約実現に全力をあげる決意を表明しました。

 日本共産党の藤本実・大月市議が応援に入り、「舞議会質問し、議会の様子を知らせてきたのが川田さんです。いのちとくらしを守る市政実現に市議会にどうしても必要な議席です」と訴えます。

 私の大学時代の後輩でもある、「川田よしひろ候補」ガンバレ。

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