菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

校閲の目 ジェンダーガイドライン ポイント➁

2023年01月18日 12時29分15秒 | 日本共産党
校閲の目 
ジェンダーガイドライン ポイント➁


 ジェンダーガイドラインのポイント➁は、「性別により役割や職業を固定しない」です。
 「男は仕事、女は家庭・育児・介護」という性別による役割分担の書き方になっていないか、ということです。
 たとえば、「イクメン」という言葉がはやりました。2007年ころから育児雑誌などで取り上げられ、10年には流行語大賞トップテンに選ばれました。
 「しんぶん赤旗」でも「育児を積極的に行う男性」として「イクメン」という言葉を肯定的に使っていました。しかし育児する男性を特別視することで、逆に「育児は女性がするもの」という固定観念を肯定するものになってしまわないか。
 「イクウーマン」という言葉も存在しません。育児は夫婦が協力してするものだという立場で書いてほしいという声も寄せられます。男性が家事や育児の「お手伝い」をするというような表現も使いません。
 
 また男子ばかりの集まりに女性が加わると「雰囲気が華やかになった」と書いたり、「女性ならではの温かい配慮」ように描かれれたりします。しかし「華やか」「明るい」「温かい拝領」などは、性別と関係ありません。それはそれぞれの個性です。「女性だから」「男性だから」という書き方ではなく、個人を描くことを大切にしていきたいと考えています。
(河邑哲也)

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