「統一協会」と「統一教会」。「教会の略称は信者傷つける」牧師さんが抗議の投稿

　今日のしんぶん赤旗の”読者の広場”を読んでいたら、「協会の略称は信者の傷つける」牧師さんが抗議の投稿載っていました。もっともだと思い、紹介いたします。

「教会の略称は信者傷つける」
　横浜市　柴田　智悦
　（牧師　60歳）

　なぜ「赤旗」以外のメディアは、世界平和統一家族連合を「旧統一教会」と表記するのだろうか。そもそもカッコ付でそう付記しなければこの団体の実体がわからないからで、名称変更を認めた文科省の責任は重い。
　元の名称は「世界基督教統一神霊協会」なのだから、略すならば「統一協会」が自然であろう。ところがあたかもキリスト教の一派であるように装うため、彼ら自身が「統一教会」と自称してきたのである。
　
　しかし、教義や反社会的活動を見ればキリスト教会とは似ても似つかず、異端にさえ入らない。それでも「旧統一教会」と表記されると、キリスト教と関係がある団体のように思われ、誤解されたり、攻撃されたりして苦しんでいるクリスチャンも少なくない。

　メディアが「旧統一教会」と表記することは、偽装に加担し、静かに信仰を守りたいと願うクリスチャンの心を傷つけ、生活を脅かす危険さえ生じているのである。各メディアも「赤旗」にならって、「統一協会」と表記してほしい。