菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

古河市議・秋庭繁議員の「訴状」を読む

2022年10月03日 20時56分46秒 | 日本共産党
 今日、日本共産党西部地区委員会にいったとき、古河市議・秋庭繁議員の「訴状」があったので、もらってきて読みました。
 
 秋庭繁議員の訴状は、今年の3月議会で、ロシアのウクライナ侵攻で、各議会が「ロシア批判の声=ロシアの侵攻批判の決議」をあげているとき、おきた事件です。
 秋庭繁議員は、自分の一般質問の際、冒頭、「ウクライナ侵攻批判の決議をあげる必要を述べました」。
 この発言が、「議長の注意にもかかわらず発言をやめなかった行為が、議会の品位や権威をおとしめた」として5日間の出席停止の懲罰をうけたこと」を不満として、訴えたものです。

 訴訟理由には、「議長が原告秋庭被告に明確に注意したのは2度目に声をかけたからであり、原告秋庭は「わかっています。もうすぐ終わります」と応え、実際その後12秒ほどで議案の内容に入ろうとしている」と言っています。
 また、「原告秋庭に対する懲罰が出席停止5日というもので、長すぎる」とも言っています。
 損害金は110万円を求めています。

 弁護士は、水戸翔合同法律事務所の谷萩陽一氏、丸山幸司氏、日立市のうぶすな法律事務所の飯田美弥子氏の3人です。
 
 被告は古河市 代表者市長 針谷 力


 この訴状を読んでいて、被告になるのもイヤだが、原告も大変だと思った次第です。

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小山慶太著「高校世界史でわかる科学史の核心」(NHK新書)を読む

2022年10月03日 20時15分12秒 | 日々の雑感
 今日は、午前中、議会だより「9・29臨時議会速報」版を印刷し、市役所関係者に配りました。

 その後、時間ができたので、笠間図書館から借りてきた「小山慶太著『高校世界史でわかる科学史の核心』(NHK新書)」を読みました。
 この本は、表紙トビラにはこう書かれたいる。
「ニュートンが大科学者たり得たのはなぜか?どうしてフランス革命時に諸科学が勃興した?量子力学は歴史の偶然でうまれた?国家の野心と研究者の探求が重なるところに、歴史の転機は訪れる。近現代史を陰で動かした諸科学の営みとそのダイナミズムを、文理の壁を超えてやさしく語る、新しい科学史入門」

 この文章のように、本当に、わかりやすくかいてあるので、あらためて、科学史のダイナミズムを学ぶことができた。

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まだ国葬の余波が・・「思いに逃げるな」ー宮子あずさ氏のコラム

2022年10月03日 08時18分38秒 | 日々の雑感
 国葬の余波がまだ続いている。今日の東京新聞・本音のコラム欄は、看護師・宮子あずさ氏が、「思いに逃げるな」と題して書いているので、紹介します。

「思いに逃げるな」
 宮子あずさ


 多くの市民の懸念や疑惑はそのままに、安倍元総理の国葬は予定通り行われた。国会の議決を経ず閣議決定だけで実施が決まった経過は、議会制民主主義の軽視である。これが既成事実化しないように、これからも政府の行動を注視したい。

 とはいえ、国葬が十分な支持が得られらかった事実は、さすがに後味が悪いのだろう。自民党の萩生田政調会長は27日の会見で、閣議決定の手続きは肯定した上で、「国民に国葬に取り組む政治の思いが上手に伝わらなかった」と反省の弁を述べた。

 しかし、これはあまりにも的外れな反省というほかない。私たちが求めるのは、論理的な説明であり、政府の「思い」ではない。法律の専門家などからも、憲法上の問題が指摘され、国会での議決を経ない決定に批判の声が止まらなかった。その声に、政府はいまだまともに答えていない。

 国葬当日政府の「思い」は、主に菅氏の弔辞を通じ、過剰なまでに語られた。私たちは「思い」ばかり語られ、まともな説明がないことに怒っている。

 そもそも「思い」は、論理性を超えた領域にある。私は看護師として、患者の「思い」を汲みたいと思う。しかし、政府に求めるのは、論理的な説明に尽きる。
 政府が「思い」を持ち出して説明から逃げるのは、卑怯な態度というほかない。
(看護師)

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