都知事選・宇都宮さんに期待の声ー東京中央市場労組委員長・中澤誠さん

　願い託し新しい東京へ
　　東京中央市場労組委員長
　　　中澤　誠さん
　宇都宮さんが、石原都知事が都政を投げ出した2012年の知事選に立候補して以来、ずっと応援団です。
　当時、「有名人を連れてきて何とかしようという発想ではだめ。無名の候補者でも育てていくものなんだ」と話していた言葉を思い出します。市民が願いや要求を託し、宇都宮さんが受け止めてくれる。その繰り返しでたたかいを迎えた今回の選挙、大きなチャンスです。

　「築地市場移転はいったん立ち止まる」といって当選した小池知事。公約は守らず、コロナ対応でもオリンピック優先で後手後手に回っています。

　豊洲移転後の市場はお客もめっきり減り、水産物取扱量は目標の5～6割。建物のウリだった「閉鎖型」もコロナ禍でマイナスです。安全・安心の食料を適切な価格で流通させる市場を、都政を転換させて取り戻したい。

　コロナ禍で新自由主義的なシステムでは自分の命が危うくなるとみんな分ったところです。宇都宮さんに願いを託して新し東京をつくっていこう。