菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

「女帝 小池百合子」

2020年06月15日 16時03分03秒 | 国政
 しんぶん赤旗の「潮流」欄には、いま話題の『女帝 小池百合子』の紹介が載っています。それを紹介します。

 【潮流】
 彩られる自分を語り、上書きされた過去。時の権力にすりより、のし上がっていく姿がありありと。いま、話題の『女帝 小池百合子』は、彼女の人生と共に政治家とは何かを投げかけます。
▼ニュースキャスターから政界に転身。国会議員として当選を重ね、環境相や防衛相を歴任。そして都政へー。マスコミにもてはやされ、男社会の中で要職にも就きながら、政治家として何を残してきたのだろうかと
▼日本新党から始まり、次々と乗り換えていく政党遍歴。歴史的使命は終わったと自民党を散々叩きながら、平然とその党に収まる節操のなさ。政界渡り鳥の異名どおり、時々の風に乗って権力闘争を生きのびる一方、市井のことは無関心。そんな姿が浮かびます。
▼それは都知事になってからも。4年前、東京大改革と称して掲げた7つのゼロ。残業や満員電車、待機児童や介護離職、多摩格差・・・。思いつきのような公約に加え、築地を守る、五輪の経費や施設を見なおすことも、すべて投げ捨ててきました。
▼コロナ対応も五輪開催にこだわって出遅れ、横文字フレーズばかりの不十分さが目立ちます。都民ファーストをいいながら、人々の悩みや苦しみに向き合わず、みずからの野望を果たそうとする。その姿はどこかの首相と重なります。
▼「ひたすら上だけを見て、虚と実の世界を行き来している」。著者でノンフィクション作家の石井妙子さんはそう言い表しています。そこにあるのは信念なき虚飾の政治家です。
(2020・6・14)


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