菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

「新しい桜川第61号」真壁地区は明日折り込まれます

2020年06月24日 16時30分50秒 | 議員活動
 今日、午前中に、6月議会報告の「新しい桜川第61号」は刷り上がりました。早速、「真壁読売」と「真壁朝日」に折り込みをお願いしてきました。さいわい、折り込み作業は、午後からということで、明日の朝刊に折り込むことができました。

 その後、真壁社会福祉協議会、真壁伝承館、真壁庁舎で、市職員に読んでいただくために、時間がかかってしましまいました。
 さらに、丸三でカレーそばを食べた後、大和関係の庁舎を回りました。水田対策室、シトラス、給食センター、大和庁舎、大和認定こども園を回った後、出沢新聞販売店(旧仙波新聞店)についたころには、午後3時を過ぎていました。もう明日の折り込みには間に合いません。
 そこで、岩瀬地区、下谷貝、本郷地区には、28日の日曜日に折り込むことにしました。



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原発県民県民投票条例否決について

2020年06月24日 09時05分32秒 | 地方政治
 今日の茨城新聞のトップ記事はもちろん「原発県民投票条例否決」です。東京新聞は、「原発県民投票 8万7千人の思い届かず」となっています。
 今の県議会の構成議員数からすれば、私は、もっとあっさりと、この条例案否決するのかと思っていました。しかし、集めた署名数が8万7千筆もあったのですから、簡単に否決するわけにはいかなかったと推測しています。
 その裏側の事情を、東京新聞は「否決・県民投票」欄をつくり、「民意を恐れた知事と自民」との見出しで、解説記事を書いています。今日を含め3回にわたって連載するとなっていますので、私のブログでも紹介させていただきます。

 民意を恐れた知事と自民

 「挙手少数。よって本件は否決されました」。23日の県本会議。東海第二原発の再稼働の賛否を問う県民条例案の採決結果を森田悦夫議長が告げても、過半数を占めるいばらき自民の席は静かだった。大井川和彦知事も表情を殺したままだった。

 知事が「いばらき県民投票の会」から条例制定の直接請求を受けた5月25日。会の共同代表3人を知事室に招き入れ、「8万6703筆」の重みに敬意を払った。

 だが、6月8日開会の県議会に条例案を提出するに際に添付した意見書には、条例への賛否を明らかにしなかった。その後の審議でも「県議会の判断を見守る」と中立を貫いた。

 こうした知事の姿勢は、かなり異例だ。地方自治法は意見書の添付を義務づけているが、逐条解説書は「賛否の意見」でなければ意見を付けたことにならないとする。過去に同様の条例案が提出された4都県の知事意見書は、「賛成」「反対」と明記したか、少なくとも賛否を読み取れる内容だった。

 自民からは批判の声があがった。常井洋治氏(笠間市)は11日の議会運営委員会で「議会は何を尺度に議論すればいいのか。非常に戸惑っている」と苦言を呈し、賛否を示すべきだと要求。だが、知事は意見書以上のことには口をつぐんだ。

 知事が賛成も反対も明確にできなかった理由はなにか。
 仮に、知事が県民投票に賛成すれば、自民も反対しにくくなる。投票が実施されれば、再稼働反対の民意が鮮明になる可能性が高い。過去の各種調査では、再稼働反対が強く出る傾向にある。

 再稼働の際に同意を求めらる那珂市の16年度の住民意識調査では、反対が圧倒的多数。17年の知事選の共同通信が実施した電話調査は、反対が賛成を大幅に上回った。今年1月の東海村議選の際に本紙が期日前投票所で150人に聞き取りした結果も、反対派が優勢だった。

 知事も再稼働の前向きな自民も、こうした風を感じていないはずはない。自民の白田信夫氏(桜川市)は、18日の防災環境産業委員会にが条例案を否決した後、来年の知事選を念頭に「この時期に(再稼働)の賛否を取ってはまずい」と本音を漏らした。

 一方、知事は従来、県民投票自体を頭ごなしに否定してこなかった。初当選した17年の知事選で、「直接の意思表明の機会をあたえてもいい。住民投票もひとつのアイデアだ」と発言している。だが、知事選での再出馬にあたって県民投票に消極的な自民の支援を得るには、「賛成」とは言いにくい。かといって「反対」を打ち出して世論を刺激したくない。

 東海第二の事故対策工事が完了するのは、現時点では22年12月の予定。知事選以前に知事が再稼働に同意するかどうかの判断を迫られることはほぼないだろう。知事のとっては、県民投票に一定の理解を示す体裁を取りつつ、判断は「県議会に丸投げ」(共産の山中泰子氏=つくば市)してやり過ごすのが最善の策だったわけだ」

 原発再稼働の支障になりかねない県民投票を、知事のお墨付きで葬る目算が外れた自民は、署名の重みを強調しながらも「否決」に向って粛々と議事日程をこなした。



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