菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

エコフロンティア笠間建設反対運動から何も学んでいない茨城県

2020年06月02日 18時36分07秒 | 地方政治
笠間市福田の産廃処分場「エコフロンティアかさま」があと6年程度で満杯になるとのことで、この後継地をさがしていることは、新聞報道で知っていました。
 私は、市の生活環境課職員とも連絡とり、「どんな小さな情報も見逃さないでほしい。県は、採石跡地ねらっているのは明らかなのだから・・・・・」と注意を喚起していた。
 
 その候補地が、5月26日の記者会見で、大井川知事が「日立市諏訪町の日立セメント太平田鉱山跡地」と発表しました。
 当然、いきなり候補地となった日立市諏訪の住民が驚くのも無理はない。宇野善昌副知事が、28日に、日立市議会全員協議会に説明に行ったとのことである。そこで、驚いたのは、「市議からの質問は、茅根茂彦議長の判断で許可されなかった」と、東京新聞は書いています。私は、これに一番驚いています。

 笠間市福田の場合も、一方的に押しつけるだけで、はじめて開いた笠間市民会館のシンポジウムでも、パネリストの5人が5人とも、福田の予定地・富士見湖をみたこともなかったのです。そして、「安全だ、汚染水の漏れる心配はない」をいうだけでは、だれが信頼できるでしょうか。

 副知事も、日立市議会に臨むからには、質問がでるのは当然ですから、「説明したあとは、じっくり懇談する度量」があって然るべきだと思うし、市議会も何の質問もなく、「聞き置く」だけでは、なんのために「バッチ」をつけているのかと言いたい。
 賛成、反対はいろいろあると思うが、当然、いわゆる「迷惑施設」をつくるのだから、地元の意見をしっかり聞く態度がほしい。
 これでは、笠間のエコフロンティア建設反対運動から、茨城県は何も学んでないのではないか。


 


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