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菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

市議会議長会主催の議員研修会に参加

2016年11月15日 22時02分35秒 | 議員活動
 今日は、神栖市の鹿島セントラルホテルで標記の研修会が行われました。1日目は、講演と議員の懇親会、2日目は、潮来市のボートセンター見学の日程でした。

 私は、講演会だけ聞いて、日帰りでした。知らない人と懇親会をしても話が盛り上がらないので、私にとっては益がないと判断し、2回目からは参加しないようにしています。また、2日目のボートコースの見学は、今回の研修会の主催が潮来市議会ですので、このような計画になったものです。このために、1日全部をつぶしてしまうのは、私にはできません。

 桜川市からは、仁平実議員、萩原剛志議員、榎戸和也議員の4人と仲田浩司事務局員が参加しました。10時半過ぎ、車で岩瀬を出発しました。

 午後1時過ぎ、鹿島セントラルホテルにつき、2時から講演が始まりました。

 講師の広瀬和彦氏は、全国市議会議長会に21年間勤めた方で、話題も豊富、市議会の規則にも精通しており、地方議員の裏表もよく知っている方で、いろいろ細かなアドバイスもしてくださる方でした。

始めに、自由討議の必要性と問題点の話がありました。
これは、議会に自由討議を取り入れている議会についての話です。
 本来は、「自由討議」をして、議員同士意見交換をし、執行部と論争することも必要なことでしょうが、これがなかなか難しいとのことでした。
 特に、議員間における互譲がなければ、単に自己の意見をのべ、自己とことなる立場の議員を批判するだけの場になってしまう恐れがある。

 この指摘には、一緒に行った同僚議員とうなづき合ったものでした。

 また、議員が自由討議のテーマについて勉強不足であった場合、自由討議が低調に終わる可能性が高く、利用する必要性が感じられなくなる。

 この指摘も、うなづくしかありませんでした。

 さらには、論点整理をできる行司役(議長)がいないと、話がまとまらないという指摘ももっともなものでした。

 先の第2回臨時議会でも、小中一貫校の入札の審議をしている中で、「運動場を小学生と中学生が一緒に利用することに問題があるのではないか」との質問が出てきました。
 私は、心の中で、「それは、小中一貫校の教育の中身の問題だろう。今日は、入札の問題を審議しているんだ。議長は、論点整理をしてくれよ」と叫んでいました。

 また、一般質問でも、質問なのか、自分の意見の主張なのか、意味不明の発言が目に付くとの指摘も、納得でした。

 これも、桜川市議会でもよく見られる光景です。私は、質問は質問できちんとし、反対なら、討論の時間に反対意見をいえばいいと言っているのですが・・・・・。


 また、今話題の政務活動費についても、動物園にいった場合、一般の方と同じような行動をとったのでは、世間では通用しない。必ず、動物園関係者とあい、経営の状況、裏側の話を仕入れて来なければだめだなどです。具体的ヒントをいただきました。
 桜川市では政務活動費はありませんから、その心配はないのですが。

 議会報告会を実施している議会での注意点では、必ずマンネリ化し、参加者が固定化し、やがては衰退してくる。いかに工夫するか、そのヒントをいただきました。

 とにかく飽きさせない巧みな話術で、久々に、「いい話を聞いた」という実感を持つことができました。

 帰りは、仲田浩司さんに、鹿島神宮駅まで送ってもらいました。駅に着いたのが5時でした。
 私は、スイカで簡単に改札口を通れると思っていましたら、この区域はスイカの適用外ということであわててしまいました。
 あわてて案内板をみても、水戸駅は出ていません。そこで、また、駅員に聞く始末です。 何とか、5時08分の鹿島臨海線にのることができました。

 この路線に乗るのは初めてですので、本当は、北浦、涸沼の風景をのんびり眺めながら帰りたかったのですが、秋の陽はつるべ落とし。真っ暗で、周りは何も見えませんでした。

 水戸駅でも待ち時間0分で水戸線に乗り変え、7時半に岩瀬駅に着きました。約2時間半、列車に乗りぱなしというのも疲れるものでした。


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