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脳浮腫

 今日、学校が終わってから、パパがひろ君をS病院に連れていってくれた。
ママもPM5:00に研修が終わってから、急いで病院へダッシュ
CTを撮った為、時間がかかり先生の診察にギリギリセーフで間に合った。

<CT結果>
「脳室の大きさは前回から変わっていないので、脳中心部にある血管腫は悪さしていないでしょう。
でも、左の脳が腫れています」といきなり言われた。
説明を受けて画像を観ると、確かに右脳と比べると左脳のしわがかなり少なくなっていた。
「問題にしていた左運動野の深部にある血管腫では無く、脳表面に割と近い所にある左下側の血管腫が前回より大きくなっています。前回は症状が出ていなかったので気にしていなかったけれど、ココは丁度、手の神経が通っている場所なので、この血管腫の影響で脳が腫れ右手の緊張が強くなっているのでしょう。学校でよく居眠りする様になったのもこの脳の腫れが原因だと思います」とのお話だった。

直ぐに脳の腫れを抑える治療が必要で、治療には副腎皮質ホルモン薬を使用するが、飲み薬だとかなり苦く飲みづらいので、とりあえず明日から2日間は入院して点滴で治療をし、状態が改善すればその後は飲み薬に変えて行くことになった。
「でもこの副腎皮質ホルモン薬は長期間は使用できない薬なので、セカンドオピニオンから帰ってから手術について考えていきましょう」とのお話だった。

副腎皮質ホルモン薬は強い薬なので、落ち着きが無くなったり、不眠になったり、胃潰瘍になったり、他にも色々な副作用があるとのこと。

ひろ君、もう手術をしないといけない状態まで来ている。
でも手術をしても、摘出できるのは脳表面に近い血管腫のみで、運動野の深部にある血管腫までは手が出せないとのこと。右足がよくつまづくのはその深部にある血管腫の影響でしょうと言われている。ということは手術をしても右足は直らないのだろうか。

麻痺が起こると何故腕が曲がるのか?足がつまずくようになるのか?ずっと不思議に思っていたので質問すると、
「神経がうまく動作しなくなると、腕は曲がる方に、足はつっぱって伸びる方に力が働く。なので、麻痺側の腕が曲がり指が開かなくなる。足はすねの部分の筋肉が伸びるのでつま先立ちになり、転びやすくなる。」と教えてもらった。なるほど~。

ひろ君、これまでも何度も危険な状態にあっても乗り越えてきたよね。今度も大丈夫だよ
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