最適化問題に対する超高速&安定計算

大規模最適化問題、グラフ探索、機械学習やデジタルツインなどの研究のお話が中心

SDPA の Windows 版

2011年02月17日 00時25分54秒 | Weblog
SDPA もこちらのページを参考に make すれば Windows 版のバイナリを作成することができる。こちらのソースは Debian パッケージで用いられている SDPA 7.3.4 のソースだが、最新版のソースというわけではない。最新版のソースは現在、Intel コンパイラのみで make することができる(MUMPS の関係で gcc は不可)。以下の結果は同じ計算機で Windows 版バイナリ(SDPA 7.3.4) と Linux 版バイナリ(SDPA 最新版)の性能を比較したものになる。

問題1:control11.dat-s
Windows 版バイナリ + GotoBLAS2 : 458.15秒
Linux 版バイナリ + GotoBLAS2 : 36.92秒

問題2:theta6.dat-s
Windows 版バイナリ + GotoBLAS2 : 34.94秒
Linux 版バイナリ + GotoBLAS2 : 17.87秒

問題3:QC.w.dat-s
Windows 版バイナリ + GotoBLAS2 : 18.56秒
Linux 版バイナリ + GotoBLAS2 : 4.27秒

○計算サーバ
CPU : Intel Corei7 i860 2.8GHz
メモリ : 8GB
コメント
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