予定通りに竹橋の学術総合センター20階で平成17年度の科研報告会に参加。非常に多くの研究が行われており、個々のレベルも確かに高い。学位を取得した学生も多く輩出しているのだが、世界的に見てトップレベルの研究はどのくらいあるのだろうか?例えば我々は超大規模な SDP の計算や POP の SDP 緩和の理論などでは世界の最先端にいるのだが、そういった発表は聞かなかった。K先生に我々の研究を発表していただいたが、質問は SDPA Online Solver に関するもので、産総研で開発されているポータルサイト用のソフトを何故使わないというものだった。これはまだダウンロードして簡単に使えるような体制になっていない。
K先生と今後の研究について議論した後に、徒歩で秋葉原産総研へ。産総研での大規模実験にこちらのクラスタ計算機を貸し出すための打ち合わせを行った。いろいろあったが、結局9号館のクラスタのみを提供し、OSは最新の Fedora Core 4、クラスタの NFS&NIS サーバのノードに global IP アドレスを与えることでとりあえず決着した。その後で東大の M.N. さんと学生の TYPE-R さんと量子化学の SDP に関する打ち合わせ。定式化を追うのはそれほど困難ではないが、やはり背景を理解するのは専門家で無いと難しい。
K先生と今後の研究について議論した後に、徒歩で秋葉原産総研へ。産総研での大規模実験にこちらのクラスタ計算機を貸し出すための打ち合わせを行った。いろいろあったが、結局9号館のクラスタのみを提供し、OSは最新の Fedora Core 4、クラスタの NFS&NIS サーバのノードに global IP アドレスを与えることでとりあえず決着した。その後で東大の M.N. さんと学生の TYPE-R さんと量子化学の SDP に関する打ち合わせ。定式化を追うのはそれほど困難ではないが、やはり背景を理解するのは専門家で無いと難しい。