最適化問題に対する超高速&安定計算

大規模最適化問題、グラフ探索、機械学習やデジタルツインなどの研究のお話が中心

SDP 実験中

2006年01月15日 22時32分27秒 | Weblog
量子化学の問題で一番大きいクラスの問題(rank=26, P,Q,G 及び t2 条件)を AIST のM64 クラスタで実験を行っていたが、計算自体は1月9日に終わったようだ。しかし結果をファイルに書き出す部分が終わっていないので、実行はまだ続いている。結果ファイルも相当大きいと思うのだが、ファイルの書き出しに1週間もかかることがあるのだろうか? NFS サーバを見ても特に高負荷になっているわけでもなく、そろそろいったんプロセスを切ろうかとも考えている。
ただし実行時の情報を記載したファイルの出力は終わっているので、シンガポールでの発表には間に合った。制約式の数が約 28,000 で行列のサイズも 18,000 ぐらいという大変大きな問題で、一つのCPUだけで 9.5GB ものメモリを要求している。様々な事情で(技術的な理由ではないが)、16CPUしか使用できなかったので実行には20日かかっている。
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