大学に”危ない大学消える大学”の2002年度版があったので読んでみた。当時Fランクだった大学が現在ではGランクに落ちていたりする。国公立は大丈夫(つまり潰れないと)太鼓判を押しているのだが、法人化された後の国立大学はそんなに呑気なレベルではないようだ(京大、東工大などの話を聞くと)。一番の問題は雰囲気が殺伐として大学のカルチャーと言うか文化が変わりつつあるということである。国立大学も定年が延長されつつあり、私立大学でも国立から天下りを取る機会も減りつつある。国立などから有名(政治的に強い)先生を私大に連れてきてCOEなどを取るといった手法が使われているが、そういった先生はだいたい部下や学生に研究をやらせて自分は社交と作文に専念しているので、一人だけ私立に連れてきても研究的にはあまり貢献してもらえないという話も先日聞いた。時代は変わりつつあるということだ。
ちなみに2006年版も出ているが、この書評が面白いというか笑える。予備校などはある大学を受験&合格した受験生全てのデータを持っているわけではないので正確な偏差値など出せない。さらにマイナーな大学になってくると人数的にほとんどデータが無くなるが、例えば二人だけデータを持っていて、たまたま二人とも合格した場合にはとんでもない低い偏差値が出ることがある。統計学的に言っても明らかだが、サンプル数の少ない統計結果など全くあてにならないのだという。さらに最終的には人間が判断して付けることが多いので、±5ぐらいの誤差はあると見て良い。
現在では多くの大学で推薦合格者の人数を増やして見せかけの偏差値を上げるという行為を行っているので、実力以上に偏差値が高いという現象もよくある。また新学部や新学科設置時には偏差値を付けるのが難しいので、大学がお金を払って高めに偏差値を付けてもらうこともあるようだ。ちなみに当大学は予備校の最低合格ラインよりは実際に合格最低点の方が高いことが多いので、実際の偏差値はもっと高いと思われる。
ちなみに2006年版も出ているが、この書評が面白いというか笑える。予備校などはある大学を受験&合格した受験生全てのデータを持っているわけではないので正確な偏差値など出せない。さらにマイナーな大学になってくると人数的にほとんどデータが無くなるが、例えば二人だけデータを持っていて、たまたま二人とも合格した場合にはとんでもない低い偏差値が出ることがある。統計学的に言っても明らかだが、サンプル数の少ない統計結果など全くあてにならないのだという。さらに最終的には人間が判断して付けることが多いので、±5ぐらいの誤差はあると見て良い。
現在では多くの大学で推薦合格者の人数を増やして見せかけの偏差値を上げるという行為を行っているので、実力以上に偏差値が高いという現象もよくある。また新学部や新学科設置時には偏差値を付けるのが難しいので、大学がお金を払って高めに偏差値を付けてもらうこともあるようだ。ちなみに当大学は予備校の最低合格ラインよりは実際に合格最低点の方が高いことが多いので、実際の偏差値はもっと高いと思われる。