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FCコリアに「勝利への執念」で完璧に負けた

2012-07-10 22:09:59 | SC相模原・激闘の足跡
全社関東予選・FCコリア戦。この試合、SC相模原の先発メンバーは以下の通りです。
FW:松本・曾我部
MF:将也・北原・佐野・天野
DF:小澤・工藤・奥山・祐輔
GK:佐藤
このフォーメーション、攻撃のときは曾我部がやや松本より下がった位置にいるので4-2-3-1に見えますし、守備の時は佐野がDFライン前に位置する4-1-4-1の様にプレーしているように見えました。しかし、松本のポストプレーが不安定で十分にタメができないため、曾我部・将也・北原がほとんどセカンドボールを拾えません。逆にFCコリアは尹(ユン・元FC琉球)と黄(ファン・元アルテ高崎)の2人のセンターバックと、ボランチの李(リ・元東京ヴェルディ)とMFの金(キム・元横河武蔵野)の4人が中盤の中央の底をがっちり固め、早い寄せと鋭い球際でSC相模原の中盤にプレスをかけ続けます。こうなると、SC相模原は決定的なチャンスが作れず、松本も曽我部も厳しい位置からしかシュートを打てません。

ただ右サイドの天野は、相手左サイドバック成(ソン)との1対1に勝っていました。私は前半もっともっと右から崩していけば決定的なチャンスが多く生まれるのではないか、と思いましたが、この日のSC相模原の右サイドバックは祐輔。ですので、天野が崩していこうとする時も祐輔は相手ウィングの警戒にあたりサポートに出てきません。後半、左サイドに古賀を入れ、森谷がそのサポートに中央やや左側に位置し、サイドからの突破を試みましたが、コリアはウィングがわざわざディフェンスラインまで落ちて来て、サイドの守備のサポートに入ります。

何度もSC相模原が決定的なシーンを迎えたのは、セットプレーの時です。特に決定的なチャンスだったのが前半の24分。左コーナーキックから工藤が折り返し中央の北原がこれをシュートしましたが、コリアDFがゴール寸前でボールを掻き出しノ―ゴール。後半2分のコーナーキックも奥山シュートが決まったか?に見えましたが、枠の上にはずれ得点がなりません。後半5分~15分まで試合の流れが一気にコリアに傾くと、木村監督は後半18分、FW松本に代えて森谷、MF北原に代えて古賀を投入します。そして後半29分、天野が右サイドで1対1に勝つと、右サイドをえぐり中央に待つ古賀にパス、古賀シュート!しかしゴール右にそれ得点になりません。

コリアは、前半は「0-0」でOKの試合運び。SC相模原の失点が多い時間帯である後半の15分過ぎから一気に攻撃を加速して1点を奪い逃げ切る、そんな試合の組み立てでした。その計画通りで、後半はFCコリアが試合の主導権を握り、20分以降になるとFWの姜(カン・元JSC)やMFの朴(パク)が、奥山に対し1対1を仕掛け続け、ゴール前でFKをもらいゴールを狙います。運命の後半30分は、森谷のイージーミスからのカウンター攻撃が発端でした。相模原ゴール前正面で奥山がファウルでこれを止めてFCコリアフリーキックのチャンス。コリアFKをシュート!これは壁にあたり右にボールがこぼれますが、これをコリアが拾い中へクロス、そして中央で黄(ファン)がシュート!決まってしまった・・。0-1。

相手DFのプレスで、ポストプレーがままならない松本は、いつものゴールに向かう勢いも気迫もなく途中交代。代わって入った森谷はほとんどシュートらしいシュートは「0」で終わり。曽我部はやはり中盤の選手で、1人で局面を打開するタイプではありません。FCコリアの早い寄せと鋭い球際に、声を出すことすら忘れていく選手たち。最後、工藤が前線に上りパワープレーを狙いますが、コリアに中盤を支配されているので、工藤に正確なボールすら出せません。そして試合終了。SC相模原、全社予選敗退です。

今日の試合、5月19日完全に試合内容で負けていたという危機感が感じられませんでした。もっと選手同士言い合ってテンション上げて絶対負けられないんだ、というチームの意識を高めないと、一発勝負でまた取りこぼしが出て来てしまいます。
9月15日(土)関東リ―グでFCコリアとの今年3度目の対決が待っています。ここで再び負ければ、本当の終わりかもしれません。何としてもこの苦境を乗り越えましょう。
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