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あまりにも観客が少ない「J4」関東リーグ

2011-07-28 23:25:17 | SC相模原日記
日本サッカーはJ1・J2の2つのカテゴリーが、プロサッカーリーグを形成、その下のJFLが、3番目のカテゴリー「J3」にあたり全国18チームで構成されています。このJFL、約10年ほど前までは「企業クラブ」がその大半で観客も数百人程度が普通の状況でした。しかし近年「J2は最大22チームまでとし以降はJFLとの入替制度をスタートする。」という日本サッカー協会(JFA)が決めたJ2の上限まであと2チーム(現在J2・20チーム)に迫り、日本サッカー協会は「J2チームが降格できるJFLへの改革」を急いでいます。すなわち、JFLの試合でも3,000人以上の観客を常に集められる観客動員力とそれに伴うスポンサーの支援が得られるチームを増やすことです。この改革により、JFLはJ1・J2のような「地域密着型チーム」が圧倒的に多くなり各クラブJ2に上がるために必要な、年間平均「3,000人以上」の観客を集めようと必死の営業作戦を展開。これが功を奏し、以前と比べJFLリーグ全体が活性化されつつあります。

一方、JFLの下に位置し「J4」のカテゴリーにあたる地域リーグは、各地域ごと独自に運営を任されている結果、ここ5年リーグの構成・運営に大きな変化なく「これまでどおり」を貫いて運営されています。特に変わらないのは「観客が少ないこと」。よって、ホームの試合で観客・サポーターが5人~10人しか集まらないクラブも珍しくありません。また10人しかお客様が来ないことにリーグが警鐘をならすことはないため、ほぼ無観客状態でも当該チームの問題意識は低いのが現状です。SC相模原が純粋にアウェイチームのホームグラウンドで戦ったのは今まで3試合。そのうち日立ビルシステム戦・東京海上日動戦は、相手サポーターの数は数えるほどでした。

上の表は、現在の関東リーグのチームをその支援地域・団体・母体から分類したものです。まず「観客を集める環境にない」チームが「その他」の中にある、エリースFC東京とACアルマレッザ。なぜならば、ホームグラウンドがなくホームゲームでも相手アウェイチームのホームグラウンドで試合を行うことが多いからです。次に「観客を集める意識の薄い」チームが「企業チーム」です。試合は観客席の無いグラウンドで行われたり、観客も会社の同僚や近所住民がちょろっと見に来る程度。しかし「部活動の試合」ですから「観客数」など当然眼中にありません。関東リーグをもっと盛り上げて「関東リーグの試合は白熱して面白いから行こう」というお客様を増やすためには、まず以下を全チームに課することが必要なのではないかと考えます。
1.全チーム、ホームタウン&ホームグラウンドを持つこと
2.ホームグラウンドは100人以上の観客席を有すること

関東リーグが、盛り上がらない要因の一つに町田ゼルビアがJFLに昇格して以来、首都・東京都の地域に根差したチームが育っていない事が上げられます。FCコリアは、その名の通り「韓流チーム」。日立ビルシステムは、東京都リーグから昇格してきましたが実態は埼玉県が本拠地。エリースFC東京はホームタウン&ホームグラウンドを持たず、東京海上日動は、観客席のない企業グラウンドで試合開催、と東京都民が関東リーグを見に行くモチベーションがないのです。その意味で、現在東京都リーグ1部で首位を走る東京23FCや、かつて関東リーグで活躍した青梅FCなど地域に根差したチームが、関東リーグに昇格してくるとリーグ活性化のきっかけとなることと思います。また東京海上日動は、多摩市陸上競技場での試合開催を検討する、エリースFC東京は、駒沢公園第二球技場をホームグラウンドにする、などのアクションプランを今から取り組む必要があるのではないでしょうか。

私たちSC相模原サポーターは、関東リーグの試合でも麻溝公園競技場で皆んなで一生懸命応援し、ゲームを楽しみ、勝利を喜び、次節の試合の必勝を願って帰路につきます。地域リーグだからつまらない、などということはありません。サッカーをする目的を「自分のため」だけでなく「応援してくれるスポンサー様のため」「勝利を一緒になって喜んでくれるサポーターのため」にサッカーをするクラブがどんどん増えていけば、関東リーグはもっともっと人気リーグとなるはずです。
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