やんごともなく

日常・・あぁ日常。
ブログに書くこと何もなし。

感じろ!響け!痺れろ!そこにある心と共振する美しい波動とは如何に?

2022-05-10 10:10:21 | 日々の戯言



視覚聴覚嗅覚味覚そして触覚


それら全てが絶え間なく、ありとあらゆる情報を取り入れ脳内整理整頓処理しまくっている。


***


閑話休題1


さぁ来たぜケイリンンンンン!!


ゲートイン

ここは川崎競輪


ヒャッホー楽しみにしてたんだぜぇぇぇ!


って言うのは普通に嘘。


興味ないけど目に前にあったから覗いてみただけ。


オーバル?

ナウ開催してんのかな?


***


大好きなアニメーション「響け!ユーフォニアム」は恋愛部分少な目高校生吹奏楽のある意味スポコンアニメだ。
余り上手くなかった吹奏楽に新顧問と新入生が入りやがて全国を目指す上昇思考を持つ部活になってゆく。


それを日常風景の凸凹を交えながら皆成長してゆくストーリーで、その人気はTV版1期だけに留まらず
2期と更に劇場版3作と外伝リズまであり一応予定では3期までの制作予定もアルナシであると先日書いた。


んで今回は劇中にある北宇治高等学校吹奏楽部の第6回定期演奏会と銘打ち
リアルでのコンサートを開催するので山奥から大都会川崎くんだりまで行ってきたのだ。


来たぜぇぇぇはコッチ

だって競輪場前なのだ


言うまでもないが北宇治高校は架空の学校であるのでリアル演奏するのは洗足音大関係の方々だ。
基本的に学生なので卒業したりして毎回演奏するのが彼等本人ではもうないかもしれないが
実際にユーフォニアムシリーズの音楽では長年世話になっているとの事。


そこのコア部分を集めた「プログレッシブウインドオーケストラ」が今回の主役でありますが
主演声優さん4名も呼ばれており司会進行と演奏の合間にお喋りをしたり(声優だけに)
朗読劇をしたりと趣向を凝らしたコンサートになっておりますました。


男女比は9割男や

北宇治高校吹奏楽部(仮)


んで冒頭の話。


勝手に並行処理をし続ける五感を敢えて遮断する。


これは大好きなアーティストが歌って踊ってパフォーマンスをするコンサートではない。
もちろん観客は座っての観賞なので私は目を閉じて意識を聴覚だけに集中してみる。







・・・


はっ!いやいくら寝不足でも寝ちゃダメだ!


そうじゃなくて多くの情報をもたらす視覚をカットする事により音がより立体的に捉える事が出来た。
オーケストラには基本配置がありどこにどんな楽器が座っているか視覚では判るが中々音は聴き分けられない。
だがその視覚を止めるとアラ不思議?!音を個別に拾える奥行きが脳内に展開されるではないか!


面白い


特にチューバの低音に被せられ沈みがちなユーフォがハッキリ聴こえてくる不思議。


そして脳内補完。


なんてったってこれ元がアニメーション作品。


あの場面この場面での音が鮮やかに再現されてゆく。2次元と3次元の融合とでも言おうか?初めての体験だ。


素晴らしい体験に涙が出ます・・・


***


閑話休題2


声優さんのお話であったのだが「久美子と喋って麗奈をチューニングしてゆく」


意味不明でしょうが声優さんはこの役だけではなく多くの仕事をしていて色んな声質を求められるのでしょう。
ましてや最後のシリーズから数年経過しているのでその役の喋り方とかトーンとかをいつまでも声色最前列に
ストックしてられないんだろう。


だからそうゆう役としてお互い掛け合いをしてその感じを思い出してゆくらしい。


なるほど凄いな。


ちなみに司会中は普通の喋りトーンになるのだが朗読劇になるとちゃんと役になり切る。


役者に比べて何だか一段下に見られがちな声優さんですがとんでもない!
あれ超特殊技術ですよ。そして誰にも出来るもんじゃないとかなり尊敬。


だからこれこそ目を閉じて聴いた。そしたら呼吸や間さえちゃんとユーフォニアム世界を構築していた。



痺れたプロヤ!


***


上記にもあるがTVと劇場版でそれなりの楽曲数があるが、その人気は少々偏る。
当然だが印象的なシーンで採用された音楽は我等ファンに深く刻まれてしまうので当たり前に大人気だ。


それはタイトルでもある「響け!ユーフォニアム」や「リズと青い鳥」の第三楽章だったりする。


そんな感じで聴きたい曲ランキング的なアンケートによって今回のセットリストは構成されているらしいのだが
とにもかくにも全編見どころっか聴きどころしかないので至福の時間でありました。


なんちゅーかポップなる音楽はどうしてもアゲサゲを繰り返すのだが
それら流行り廃りを超えた棚の上に置かれた音楽って言おうかな?


心静かに深く興奮する音。


それが響け!ユーフォニアムである。皆様も是非一度ご賞味あれ。



コメント
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