鎌倉 佐助の風街便り

陶芸、街歩き、クルマ、オーディオ・・。思いのまま徒然に

空色は水色に、茜は紅に。そして佐助は「徒然」に・・

2013-08-07 19:40:42 | 鎌倉佐助のさんぽ市
本日8月7日は二十四節気の「立秋」ということで、暦の上では今日から 秋 ということになります。されど、されど、あくまでも「暦の上」ということなので、実際の気候とは少々ギャップがあることは言うまでもありません。いえいえ、「少々」どころか、筆舌に尽くし難いくらい、本日の暑さは半端ではありませんでした。

あえて文字におこせば、単に「暑い」だけでなく、日差しと海岸からの潮風が「熱い」「圧い」「厚い」とでも表現すればよいのでしょうか。とにもかくにも、わが身としては、「灼熱の夏の午後」は大歓迎。天気予報によればこの暑さはお盆過ぎまで続くとかで、秘かに「もっと暑くなれ、暑くなれ」とワクワク気分全開の今宵でもあります。

そして、「ワクワク気分」といえば、明日からいよいよ待ちに待った 全国高校野球選手権大会が阪神甲子園球場にて開幕します。う~ん、ワタシにとってはこれから約2週間にわたってまさに夢見心地の日々がスタートします。

この甲子園大会の開催にあたり、主催社たる朝日新聞社が行なった「夏の甲子園 ベストゲームは」というアンケートの企画ページが8月2日(金)の同紙面に掲載されていました。


「どれどれ、これまでのあまたある名勝負がふり返ってみれるかな‥」と軽い気持ちで読み進めていくと‥。あらら、第1位となった昭和44年・松山商ー三沢戦から始まって第10位の平成4年・明徳義塾―星稜戦まで、すべての試合が昨日のようによみがえってくるではありませんか。

少年時代から学生時代、そして野球記者として「現場」に携わっていた頃を経て陶芸に身をおいてからも、このアンケートにランクアップされた10試合すべてをテレビ等で確実にリアルタイムで観ていることにあらためてビックリ。なんだか、いっつも高校野球観てたのですね。ワタシって、この歳になるまで、どのような勤務形態にあったのか、自分でも「?」な気分になった今日この頃。

とにもかくにも、過日までの「鎌倉佐助のさんぽ市」を終え、ボチボチと後片づけをしながら、楽しかった3日間の「さんぽ市」をあらためてフワーっと振り返ってみたりして。

「さんぽ市」の期間中、ご近所のチビッ子はもとより、東京、千葉、埼玉方面から、多くのお客様が「陶芸皿絵付け体験」を楽しんでいただきました。

「今年もさんぽ市に合わせて、絵付けにきました」というリピーターの方々が増えてきたことも嬉しい限りです。

いつもウチの工房に立ち寄ってくれるご近所のチビッ子・マサちゃんも「さんぽ市」の開放的な雰囲気に誘われて、陶芸教室会員さんが手がける作品にちょっとだけ「イタズラ」だそうです。


「さんぽ市」会期中、フラッと顔を見せたこの二人は、ウチの工房に作品を展示販売していたイラストレーター・イイジマシンヤくんとパートナーで四コマ漫画家さんの わだあつこちゃん。

わだちゃんは市内・腰越にあるお教室で和服の着付けを習っているらしいのですが、その甲斐あってかこの頃は和服がすっかりサマになってきました。

さてさて、「さんぽ市」が跳ねた翌5日の薄暮の頃、ささやかにしっぽりと「さんぽ市打ち上げ会」にて、ご近所のお店仲間が一堂に。
 
「打ち上げ」会場へ向かう道すがら、夕暮れの小町通りを流れる風が心地良かったなぁ‥。

そして昨6日の夕刻は、ご近所のお仲間に誘われてささやかに「納涼の集い」と相成りました。

地元の方々に支えられて4回目を迎えることができた「さんぽ市」のお礼も込めて、お酒を差しつ差されつのバーベキューはまさに至極のひととき。にわかに降りだした夕立の雨音を聞きながら徒然なる「佐助の一日」が過ぎてゆきました。

「さんぽ市」閉幕後、連夜にわたる「オトナの集い」を経て、今、このブログをしたためながら、あらためて「さんぽ市」にお越しいただいた皆さまに感謝いたしたく。

そして「まだまだ続く夏の日よ、より実り多かれ!」と念じつつ、静かにグラス傾ける「立秋」の宵。ふと気がつけば、窓の向こうに夏の虫の声。

まだまだ、「♪ゆく夏に 名残る厚さは‥(by 荒井由実[晩夏])より」なんて言わせません。之からこそが、夏本番! です。




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