鎌倉 佐助の風街便り

陶芸、街歩き、クルマ、オーディオ・・。思いのまま徒然に

徒然なるまま時の流れに身をまかせ、気がつけばモナコへ全開。

2012-05-25 10:09:21 | 日記
今から約40年ほど前の高校時代、それまでさしたる興味のなかった古典の授業にて「行く川のながれは絶えずして、しかももとの水にあらず・・」から始まる鴨長明の「方丈記」にハートをカツンとつかまれてしまったことがありました。

たしかその当時、古典ではなく現代国語を担当していた女性のM先生から、方丈記と合わせて諸行無常の世界観などを解説していただいたような記憶があります。なにぶん、「行く川の流れは絶えずして」ですから、その記憶さえも定かではありませんが・・。

そして40年ほど経た現在、この「方丈記」の巻頭部での「はかなさ」とはちょっとというかかなりというか意味は異なりますが、「行く時の流れは絶えずして、しかももとの刻にあらず・・」といった感、いと強し・・。

なにしろここ1、2年、というかここ数年、時の経つのが早い、速い・・。

たとえば週始めの月曜日、朝からこんな空がありました。

ご近所、みんなで観てました。ウチの奥さん、寝てました。

その翌日はこんな樹が、雨の降る中「満開!」らしかった・・。

この写真は昨年9月の撮影。その当時から外見上はすでに「完成形」の域に入っていたような。やはり、時の経つのは速い・・。

そしてそして、この月曜日に「もうすぐ、木曜日からスタートだね」と心待ちにしていたF-1モナコGPがつい昨日から始まりました。今年3月にF-1GPツアーが始まり、気がつけば早くも第6戦目の「モナコ」です。

ああ今年もやってきました、この季節。


F-1GPの開催に際しては、金土日の3日間でフリー走行、予選、本選が行なわれるのですが、ここ「モナコ」に限っては王室主催のパーティが開催されることにより、フリー走行は木曜日となります。

陶芸を終えての夕刻。モナコ時間のお昼前にGPが開幕。おごそかにフリー走行がスタートします。

解説の川井ちゃんたちによると「今年のモナコはピットレーンがグッと海寄りになって劇的に変化・・」とか。

画面を観ていても、市街地サーキット周辺の広告が例年よりも派手になったような印象です。

ちょっとイタズラをして、モノクロのGPにアレンジ。




思い起こせば小学・中学時代、たしかTBSテレビにて夜遅い時間帯にて思い出したように放映されるF-1GPはこんな感じの「色の無い世界」でした。懐かしい。「行く川の流れをその源まで・・」さかのぼったような気にも・・。

そしてモナコGP第一章・フリー走行のエンドロールともいうべきリザルトに目をこらしつつ、ちらりと視界に入った画面右上のあのロゴマーク。

タイム計測に関してかつては「オメガ」や「ロンジン」等の欧州のメーカーの独壇場だったのですが、ここ数年は韓国のLGが国際放送、計時システム等の公式スポンサーとなっています。。ここにも韓国パワーが・・。

エントリーしているマシンもフェラーリをはじめ、欧州のメーカーばかり。かつて一世を風靡した「ホンダ」の影もカタチもありません。日本とは文化も価値観もちがうのか。なんとなく、はかない・・。

中継終了後、思わず「やっぱり、モナコGPはステキだなぁ」とつぶやくと、ふと傍らの同居人から「ずっと昔のことだけど、アタシ、モナコのこの市街地をドライブしたことあるよ。キミ、行ったことある?」と小声ながら容赦ないひと言が・・。ここでも、少しはかない・・。

いいんです、いいんです。お教室に始まり競馬の「日本ダービー」、そしてF-1モナコ決勝へ至るまで、今週末は最後の最後
まで、ワタシ的には「ゴールデン・ウイークエンド」。

今から3日間、身もココロも「フルスロットル」で 駆けぬけます!?















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