鎌倉 佐助の風街便り

陶芸、街歩き、クルマ、オーディオ・・。思いのまま徒然に

チビッ子集めてスイカ割り、胸の振り子は無邪気な子供時代にフィードバック

2012-07-12 07:26:59 | 日記
ほんの少し前の7月9日・月曜日、梅雨の合間のとっても暑い一日。この日は午後からチビッ子のための陶芸教室の時間です。当日お越しのメンバーは小学3年生のいまやベテランの域に達したチビッ子陶芸家ケンちゃんと、今回が初参加の小学2年のワコちゃんの2名。

ところでこの日はケンちゃんが工房にやってくるなり、「今日はスイカ割り?」とニッコリ笑います。

「うっ、なんで知ってるの・・」とココロに「?」マークがよぎったのですが、すぐさまケンちゃんが「ヒロちゃんが、『今日は陶芸の後にスイカ割り』って言ってたよ」と。なーんだ、納得。

この日、ヒロちゃんはちょっと用事があるとかで陶芸はお休み。でもせっかくなので前日、ヒロちゃんのお母さんに「用事がすんだら、スイカ割りにお出でください」と伝えてあったのでした。

ヒロちゃんのお母さんからヒロちゃんへ、そしてケンちゃんへと、楽しげなプチイベントの情報は、結構正確に伝言ゲームされるのですね、感心感心。

多分、ヒロちゃんも用事をサクッと片づけてウチの工房に飛ぶようにやって来るんだろうなと思いながら、ケンちゃんとワコちゃんの陶芸がスタート。アッという間に時は過ぎ、工房の片隅に真夏を思わせる陽ざしが入り始めた午後4時半にこの日の陶芸はお開き。見事なことに、ヒロちゃんも時を合わせたように額に大汗しながら「間に合ったぁ!」。

さてさて、いよいよスイカ割り。ジャンケンの末、一番手はヒロちゃん。

ターゲットのスイカの前にまっすぐに歩を進め、ちょっと斜めから野球のスイングの始動のような構えがなかなかキマッてます。かたわらのケンちゃんの小躍りするようなしぐさもまた、アジがあります。

そして、目にも止まらぬスイングの末

お見事! 駅前の高級スーパー「紀ノ国屋」さんで3500円也のスイカをバシッと一撃してくれました。ちなみにこのスイカは過日、ウチにやってきた高校時代の悪友・ホリイちゃんがお土産に買ってきてくれたものです。1個3500円のスイカ、ウチではとても買えません。ありがとう、ホリイ。また買ってきてね!

続いて二番目はワコちゃん。やはり、女の子はタッチがソフトです。

スイカの頭を叩いたときの「コツン」という音のカワイイことといったらありません。

ラストのケンちゃんがスイカにたどり着く前のほんの一瞬、ワイワイ言いながらシートの上を流れるスイカのおつゆをチューチューやり始めちゃう一コマも。こういうことがまた楽しい、らしい・・。

私たちオトナが考えもつかないことを無邪気に、そしてとっても簡単にやらかしてしまうチビッ子たち。かつては私も同じように無邪気で、そして、なんでもかんでもやりたい放題だったような・・。うっ、「アンタ、今もやりたい放題でしょ!」と言われてしまいそうな・・。

スイカ割り終了後、一同、クルマ座になって一心不乱にスイカをパクパクと。

スイカを切り分けるウチの奥さんに「こっちから、こう切って」、「もっと大きく!」などと、その指示はかなり一丁前です。食べ物を前にすると、勉強や陶芸とは比べものにならないくらい真剣です。いいぞ、佐助の子どもたち。

表通りからわが家の前に至る小径をとおる地元の方々や鎌倉散策の人々が「美味しそうね」、「楽しいね」と声をかけてくれます。その声を背に受けて、親子そろってスイカを食するの図。

ほのぼのとした気持ちがココロの中に広がっていくのを感じました。

悪友・ホリイちゃんからスイカをもらったときに、「そうだ、チビッ子たちとスイカ割りしよう。きっと、みんな喜ぶぞ!」と張り切っていたのですが、一番楽しんでいたのは実は私自身かも。

チビッ子たちへ。またひとつ、楽しい時間をありがとう。これからもよろしくね!

















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