鎌倉 佐助の風街便り

陶芸、街歩き、クルマ、オーディオ・・。思いのまま徒然に

3連休が続く秋によせて、「もう飲もう、ゆえに我あり…」と苦しまぎれに自己弁護

2018-10-07 22:05:43 | 日記

お勤めの人の多くは週末になるとほぼ確実に休日がやってきます。ところがワタシのように職業の区分でいえば「自由業」の括りに入る人は、曜日の感覚が極めてファジーな場合が多い傾向があるようです。たとえばワタシの場合、作陶の傍らでは必ずテレビやラジオの音が流れているので曜日の感覚は一応は把握しているつもりではあります。しかしながら、3連休ともなると「この連休は、はて、何の日?…」と考え込むことが往々にしてあります。

この3連休も、お客様に「はて、何の祝日?」と言問うと「たぶん、8日が体育の日!?…」と、はなはだ心もとない感じです。ワタシ的には「体育の日は10月10日でしょうが!」と言いたいところではありますが、言ってみる先も見つかりそうもないので、ただひたすら「8日が体育の日」と、無理やり自分に説き伏せることになります。

それにつけても本日7日、3連休の中日も朝から暑かった…。町内では自治会さん主導のもとに朝9時から、街の中を流れる佐助川一帯の大掃除がとり行なわれました。春の大掃除の時には総勢80名くらいの方々が参加したのですが、今回は市民運動会と重なり幾分小規模でさしずめ「中掃除」という感じではありました。

それでも、過日の台風の際に塩害で街なかに乱舞していた落葉を掃き清めて、我が街 佐助はすっきりとした秋の装いを整えました。

ウチの工房でも朝10時前から陶芸教室の会員さんが徒然に集まり、作陶を開始。程なく、作陶するテーブルに広げられた新聞紙上の見出しに目が行ったのか、年代を越えて皆さん一様に「孤独死、ですか…。いずれ我が身かも。でも、それでも良いかも…」などと、軽い笑顔と共に語り合っています。

今や老いも若きも「終活」に想いを馳せる時代になってしまったのでしょうか。なんだか「体育の日」が「耐育の日」?にも感じられる今日この頃…。

時あたかも10月の半ばが迫る中、街なかでは「おせち」や「喪中はがき」の準備を促す看板が姿を現し始めました。工房で作陶する会話の中でも、「この作品は年越し蕎麦のつけ汁を入れる器に…」といった具合に、早や「年末進行」の気配も漂い始めています。

まもなく迎える紅葉の季節と共に、気を許していると「あっ」という間に 除夜の鐘!?

陶芸教室も落ち着きを迎えた頃、この夏にオープンしたカフェの設計を手掛けていただいた設計士さん夫妻とともに、つかの間「おつかれさまの会」のひと時。

カフェスペースでの宴ではなく、あえて「こちらの陶芸教室エリアでくつろいでみましょう」と言ってくださる配慮がココロに沁みるひと時でもありました。

そして…、3連休の夕暮れは忙しい…。

秋の夕暮れに包まれる中、ご近所のお店仲間さんと共に市役所で開催されている「鎌倉オクトーバーフェスト」の喧騒の中に誘い込まれてしまいます。

顔馴染みの方々と目が合いながらも、お互いに何となく「見なかったことに」…。なにしろ、ワタシの傍らでビールグラスを傾けているのは、謎めいた妙齢の…。

オクトーバーフェストの帰り道に出会った顔見知りさんの顔にも「マキロウさん、奥さんに叱られますよ」という様子がアリアリのような気もします。

でも、この街ではワタシは徹底的に「安全パイ」。「マキロウ、良からぬことを企んでいるかも?」などとはちっとも思ってはくれません。

秋とは、そんな季節です…。
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