鎌倉 佐助の風街便り

陶芸、街歩き、クルマ、オーディオ・・。思いのまま徒然に

梅雨空を吹き飛ばす紫陽花とライブで「FOREVER YOUNG」

2018-06-13 07:07:34 | 日記

このところワタシが住む街のアジサイと競うワケではないと思うのですが、先週末以来 観ていて思わず引き込まれるテレビ番組が目白押しで、さながら「テレビざんまい」の日々が続いています。

たとえば、つい先ごろカンヌ映画祭でバロンドールを受賞した是枝監督の数年前の作品…

ワタシ的にはとっても感動する作品というワケではないのですが、樹木希林さんと吹雪ジュンさんの演技に妙に引き込まれて、ついつい観てしまう不思議な映画ということで、今回もこの6月の夕餉のひと時にビールを飲みながらユルユルと…。

そして今からちょうど20年前の「あの夏」をプレイバックしてくれる「あの日からの贈り物~横浜×PL学園 延長17回から20年」にも、思わず時間を忘れて引き込まれ…。あの年の横浜高校の戦いぶりはまさに空前絶後の粘り強さを発揮して深紅の優勝旗を手にしたことをつい昨日のことのように思い出します。

思えばあの1998年、ウチの二人は東京から神奈川県央に転居して新たに窯を開設した年でもありました。あの当時、今住む街で暮らしていることなどまったく想像だにしませんでした。そして、かの松坂大輔投手も38歳。時は流れ続けます…。

野球に続いて、こんな番組にも見入ってしまいました…。

間もなく開催されるサッカー・ワールドカップに向けて徐々にテンションが高鳴ります。

ふと気がつくと、テーブルの上にはワールドカップのテレビ放映スケジュールとともに夏の高校野球神奈川県大会の組み合わせ表をしっかりキープしちゃっています。

4年に一度のサッカー・ワールドカップとともに、今年の夏の甲子園は100回目の記念大会ということで、とりわけ「暑い夏」になること必至の気配濃厚です。

このところの「熱狂のテレビシーン」の真骨頂は、このちょっと困った二人の「ラブシーン」?

具体的な進展もないままに「米朝首脳 初会談」ということが大々的に報じられること自体がいかにも「今的」なようにも感じられます。蛇足ながら「米朝」という見出しを見るたびにいつも、人間国宝に認定された落語家・桂米朝師匠を思い出してしまい、ほとほと困惑しているワタシがいます。

かの困った二人の歴史的会談がいささか「幻想的」に感じられる一方、当地に咲き競う紫陽花の花に集う散策の方々の姿はまさに「現実の縮図」。

市内の紫陽花の名所は、人人人で溢れる極めて「現相的」な光景とともに一日が過ぎて行きます。

昼間の喧騒とは対照的に、この街の夜は地元の酔客も、そして観光の方々の姿もまばらです。それでも通称「裏小町」にあるライブハウス「ダフネ」さんは連夜ジャズライブで盛り上がる特異なスポット。先ごろの休日の夜は、かの忌野清志郎さんとともに活動していたギタリスト・三宅伸治さんのライブが開催されました。

これまで、「ダフネ」では三宅さん一人でのライブだったのですが、今回は三宅バンドのベーシスト・高橋Jr知治さんも急遽参加して、いつも以上にエキサイティングなライブ!三宅さんの歌とギターはもちろんのことながら、高橋Jrのベースが奏でるリズミカルにして美しいメロディラインに「ひと目惚れ!?」の2時間でした。

今回も、市内に住む友人のアキラ君がすべてをコーディネイトしてくれたおかげでとても楽しいライブのひと時となりました。ライブ後、アキラ君に「おつかれ…」と声をかけると、彼は「見てよ、三宅さん自らステージの後片付けしてるのよ。こんな光景、なかなか見れないよね。三宅さん、ホントにステキだよね…」とポツリ。


家への帰路、三宅さんがアンコールで演奏してくれた「FOREVER YOUNG」の歌声が風に乗って、何度も何度も背中越しに聞こえてきたような気が。

紫陽花とライブに萌える6月、つくづく良い季節…。
コメント
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