鎌倉 佐助の風街便り

陶芸、街歩き、クルマ、オーディオ・・。思いのまま徒然に

いよいよ紫陽花の季節到来。今年も鎌倉スパイスは「明月院ブルー」とともに…

2018-06-02 21:45:10 | 日記

佐助に住む前まで…、と言うべきか、より正確に言えば鎌倉に移り住む前までは、紫陽花にはほとんど関心がありませんでした。しかしながら不思議なもので、当地に暮らし始めて約10年、年を追うごとにこの時期の紫陽花の彩りが気になるようになっています。街なかに紫陽花が多いからか、はたまたワタシの心に幾何かでも「花心」が目覚めたのかはさておき、誰に聞いても「今年の紫陽花の開花はとても早い」のだとか。

6月最初のウイークエンドの土曜日朝7時過ぎ、北鎌倉の紫陽花の名所・明月院前には早くも「明月院ブルー」を愛でようと訪れた方々が約30メートルに及ばんとする長い列を成していました。


その傍ら、今年も「6月」「紫陽花」の声とともに、明月院前の通称「明月院通り」の一角に、長谷や小町通りにお店を構える鎌倉きんつばの名店「鎌倉いとこ」さんが1カ月間の期間限定でオープンしています。

初日の店舗準備の傍ら、早くも「鎌倉いとこ」さんのきんつばを買い求める方々がポツリポツリと…。今年も出だしは上々のようです。


明月院開園30分前の朝8時…。ふと気がつくと、明月院に紫陽花詣でに来た方々の列は100mほどに延び、「鎌倉いとこ」期間限定店舗の前まで到達しそうな雰囲気です。「明月院ブルー」の御威光、恐るべし…。


蛇足ながら、明月院境内では真っ青な紫陽花が間もなく満開を迎える気配濃厚のようです。そのような境内の紫陽花模様のワンシーン…。


「鎌倉いとこ」さんの6月期間限定店はこのような感じでこれから1カ月にわたり紫陽花詣での方々をお迎えします。


そして今年もこのお店では、ウチの同居人さんがブランドアップした「チー坊ノワール」が提供する「鎌倉スパイス」「鎌倉紅茶」をはじめとするさまざまなアイテムも販売しています。

いまや定番ともなったスパイスはもちろん、今年新たにラインアップした「鎌倉スパイス de キーマカレー」のセットが早くも評判のようです。ひと味ちがったキーマカレーがお手軽に作れるセットとなっていますので、是非一度お試しあれ…。

それにつけても北鎌倉の街が醸し出す雰囲気は、鎌倉駅周辺のいわゆる 旧鎌 とはまたひと味異なる風情に満ち溢れているように思います。

昨日の店舗準備のひと時、まだガランとした店内から北鎌倉の里山の緑を望んでいた時、ふと中原中也が残した「帰郷」という詩の「ああ、おまえはなにをして来たのかと…吹き来る風が私に云う」という一節が目の前に…。

鎌倉はワタシのふるさとではないのですが、なんとも懐かしさ溢れる光景でもありました。

昨日の店舗準備の折、今回も人力車有風亭を主宰する青木さんとあらためてご挨拶。ウチの二人がさまざまな面でお世話になっている「鎌倉いとこ」森社長とともに、なんとも見え方微妙?なスリーショット。

20年前なら三人とも「颯爽」としていたのでしょうが、今となってはいささか「脱爽」気味な風情です…。

それにつけても、北鎌倉の水辺と杜の小径が織り成す風景は格別です。ワタシが所属している「北鎌倉史跡研究会」のお仲間がある時、「東京駅からJRで乗り換え無しに1時間足らずで、徒歩5分ほど進めばホタルが舞う駅はここ北鎌倉しかないだろうね」としみじみ語っていたことがありました。




明月の紫陽花愛でて水辺踏む スパイスの香り噛みとき 夏待ちロマン…





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする