連日の猛暑の中、ふと気がつくと7日の月曜日には「立秋」を迎えていました。チビッ子たちが楽しい思い出をたっぷり作る夏休みも、早や、折り返し点を過ぎつつあります。ウチの工房では、わが街・佐助で7月末に開催された「鎌倉佐助のさんぽ市」にて陶芸絵付けを楽しんでいただいたチビッ子や大人の方々の作品を、順次、焼き上げる作業に入っています。
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これもまた、工房にとっては毎年「立秋」の頃の見慣れた光景のひとつ…。
炎天下でのうわぐすり掛け作業の最中、ワタシの心の友の一人でもある写真家・高岡雅之さんが横浜方面から自転車を飛ばしてひょっこりとやって来てくれるのですね、これが…。
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暑さ厳しき折ゆえ、予期せぬ訪問は心に沁みます。夕刻までの作業を終え、ほんのご挨拶のつもりの冷たいビールの「酌み交わし」はいつまでも続きます…。
おりしも昨日、夏の甲子園大会がスタートしました。知り合いの写真家・関戸勇さんは、母校の福岡県立東筑高校が21年ぶりの甲子園出場とあって、朝からfacebookをとおして
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高鳴る胸のときめきを伝えています。
我が!? 東筑高は惜しくも初戦敗退しましたが、関戸さんはfacebookにて母校の後輩へ感謝の言葉を贈っていました。
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早くも、来春のセンバツ、そして1年後の夏の甲子園に向けて、後輩にエールを送っています。我が人生の先輩は、ことほど左様に意気軒高な方々ばかりです…。
この夏の高校野球の期間においては、かの聖地・甲子園のある兵庫、大阪は関東とは比較にならないくらいの猛暑に見舞われることが常です。さりながら本日に限っては、朝から関東地方は関西地方よりも暑さ厳しき様相のようで「記録的な暑さにご注意」との予報が出されていました。おりしも本日、東京に納品に出かけましたが、愛車メガーヌの車外温度計は…。
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この「41℃」などという熱血感あふれる数字は、未だかつて記憶にありません。前述の関戸さんがFacebookに記述していた「熱い一瞬の夏をありがとう」という言葉が、何度も何度もアタマの中を反芻していました。
猛暑の東京からの帰り道、首都高湾岸線を経て鎌倉市内に入るとメガーヌの車外温度計は「33℃」まで下がっていました。「41℃」の世界から「33℃」の街に戻ると、常ならば熱波と感じる海風も、そよ風!?のように頬を伝わります。
少々遅い午後、裏庭を望む窓越しに、青々とした竹が猛暑に挑むかのように天に向かって凛と佇んでいます。
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暑さ厳しき折 竹の如く清々と 送り火想う 盆間近。徒然に夏遊ぶ我なり…。