鎌倉 佐助の風街便り

陶芸、街歩き、クルマ、オーディオ・・。思いのまま徒然に

佐助ケ谷の秋日和、この時期こそのTime&Stileにドキドキ

2015-09-27 18:44:16 | 日記

俗に「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますが、今年の秋に限っていえば8月初めの「立秋」を境にまさに暦どおりに 秋 がやって来たように思います。そして秋のお彼岸を待たずに秋は一気に深まってきたような感があります。ここ数年続いていた「残暑がず~と続いた後に、いきなり晩秋…」という傾向はひとまず収まるのでしょうか。されど、あまりに早すぎる秋の訪れは、それはそれで寂しさもひとしお。佐助ケ谷を囲む里山も早や、部分的に落葉が始まっています…。

深まる秋、夜明けからの愁雨が名残る27日 日曜日の朝。毎年春秋恒例の「佐助川並びに周辺道路の清掃活動」が行なわれました。

佐助自治会役員さんの指導のもと、すっかり顔見知りになった町内の方々とともに楽しい世間話をしながらのクリーンアップ大作戦。

「おぅ倉田さん、今年の個展も行くからね。どうだい、準備は?」と問われ、すかさずオズオズ「そりゃもう、今年もドタバタ!」とぴしっ!と答えるワタシ。そして、傍らでは「甘味処 こまめ」のかえさんや「ブンブン紅茶店」のマスターが掃除にいそしんでいます。思えば、昨年もまったく同じ光景が繰りひろげられていたような気がします。つくづく日々の流れの早きを実感します。

そして奇しくも本日27日、来るべき個展に向けてウチの工房周りもクリーンアップ…。

今回も、あの超名門・開成学園出身という異色の経歴をもつお庭師・大熊さんのお世話になりました。

せっせと手を動かす大熊さんの傍らにワタシが陣取って、庭仕事の邪魔をするのもこれまた例年どおり。ここでも、つくづく日々の流れのなんと早いことか…。

大熊さんから庭師としての流儀や奥義を聞きながら時が過ぎ行く中、毎年夏にウチの工房でアートする「ブンブン紅茶店」のチビッ子陶芸家・トモくんが自ら手がけた作品を見に来ました。

本来ならば、素焼きしたこの状態に釉薬をかけて本焼きして完成となるところですが、トモくんの希望により「これにて完成!」ということになりました。トモくんは大の土器好きということもあり、どうやら「大満足!」の出来だったらしく、彼の表情からは、笑顔は控えめながらも「大収穫…」という感じが漂っていました。

そういえば、トモくんは昨年もちょうど今頃、それはそれは見事な「縄文式土器」を完成させていましたっけ。またまた、つくづく日々の流れのなんと早いことか…。

ふと気がつけば、工房内のテレビでは三重県鈴鹿での F-1日本GP の映像が流れているではありませんか!?。
 
幸か不幸か? 陶芸教室の予約が無く自らの作陶が許された状況の時のみに許される、リアルタイムでの「F-1スズカ in 佐助Room114」が久しぶりに実現しました。「スズカ」発のエキゾーストノートをリアルタイムでエンジョイするのはいつ以来なのでしょうか。はっきり覚えていないくらい、時の流れのなんと早いことか…。


工房では目下のところ、マグカップの制作が最終段階。

色とりどりのF-1マシンに触発されたわけではありませんが、個展に向けた少々派手めの「特別仕様品」とあって、妙にドキドキしながらの絵付け作業が続きます。この作品が焼き上がるのは、まさに個展開催直前になる予定。

毎度毎度のことながら、個展直前まで足掻きに足掻き続けるドタバタの日々…。毎年、個展開幕までカウントダウンの頃からの時の流れのなんと早いことか…。

中年老い易く、楽 成り難し…!?

今回も最後に…



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