鎌倉 佐助の風街便り

陶芸、街歩き、クルマ、オーディオ・・。思いのまま徒然に

鎌倉西口 佐助の連休後半初日雑感。それなりに華やぎ、ほどほどにしっとりと…

2014-05-03 20:06:40 | エンタメ
春の連休後半の部もいざスタート。本日の「憲法記念日」を前にした昨日5月2日の夜、テレビでは賑やかなバラエティ番組の片隅で「憲法」を正面から語り合う討論番組が控えめにオンエアされていました。その番組にて東京大学法学部教授・石川健治氏が出演していました。

この、マイルドでソフトな雰囲気の男性が石川先生です。


ワタシ自身、政治の上で不偏不党の立ち位置をキープしていこうと思いながらいろいろな方々の意見に耳を傾けてきているつもりですが、石川氏の憲法に対する考え方には共感できる点が多々あります。昨夜の番組でも石川氏は「立憲主義の根幹は『自己拘束』にあります」、「よって『自己拘束』を守らない政府には?マークがつく」、「ということで、解釈変更は疑問…」と語っていた、ような気がします。う~ん、おおいに納得。されどもし、今回ワタシがここに記したこの文脈の流れが間違っていたら、石川先生、ゴメンナサイ…。

この番組が放映されていた午後8時過ぎの時間帯、すでにワタシはホロ酔い状態で記憶が少々あいまいでしたが、「石川先生、これからはもっとテレビやラジオに出演して自説を説いてください。ABEさんはやんちゃ過ぎて困ってます…」と自らブツブツつぶやいていたことははっきりと覚えています。

閑話休題。

なにはともあれ、年末年始やお盆、そしてこのたびのゴールデンウイーク初日の朝ともなると、まずは「交通情報」をチェックしてしまいます。

本日も朝6時過ぎには、東京から近県各地に向かう各高速道路は「渋滞」を示す赤いラインが長々と。テレビでは「渋滞の長さは約40キロ、抜けるまでには2時間以上…」などと伝えています。数々の渋滞情報をたぐり寄せながら、箱根や軽井沢等のいろいろな観光地に向けて裏道を使って渋滞を「スルー」する作戦を立てる時間が「至極のひと時」となります。こんな感じで毎年毎年、「クルマの無い旅」に終始しながら、華の連休が過ぎてゆくこととなります。大学の地理学科卒業ということで、アタマの中にインプットされている精密地図がこんな時こそフル稼働。「クルマの無い旅」もそれはそれで「これもまた良し!」と…。

数日前、佐助のお店仲間「ブンブン紅茶店」のマスター・小木曽さんや「甘味処 こまめ」のかえさんと「5月3日からの4連休は鎌倉散策の方々ですごいことになりそうですね」と戦々兢々だったのですが…。

たしかに散策の人の流れは留まることはなかったようですが、クルマの量は通常の週末よりも少ないくらい。

銭洗弁財天方面に行き交う人の流れが滞ることはありませんでしたが、そこここに例年のゴールデンウイークとは少々異なる「落ち着き」も感じられるようにも。

「夏色の風」が吹き交う佐助の街角、陶芸教室の合間に鎌倉散策の方々をウォッチングする「僕って何?」と思いつつ、初夏の連休の一日は徒然と過ぎて…。

ひるがえって本日、陶芸教室にお越しの方々は申し合わせたように「この陶芸教室が私にとって唯一の休日のひととき」と、ワタシにとってはなんともココロに響くお言葉。

ともに身の周りに起こった出来事をお話ししながらの陶芸作業。そのスタートから終了後のおやつタイムまでの約2時間は、単に陶芸の話に留まらず時としてポツリポツリとお互いの生き方を伝え合う「コアな時間」でもあります。

そして、連休後半初日の日が暮れて…。かねてより懸案だったクルマいじりをボチボチと。


それにつけても毎年毎年、なんとも地味なゴールデンウイークの繰り返し。どうにかならないものかと思いつつ…。

ここで拙句をひとひねり。「つかの間に友と語らう小料理屋。気分はすっかり吉田類!」

つくづく「おそまつ」也…。そして、ほとほと「遊び下手」…。

コメント
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