鎌倉 佐助の風街便り

陶芸、街歩き、クルマ、オーディオ・・。思いのまま徒然に

クリスマスプレゼントがこんなに心ときめくなんて・・

2011-12-25 10:51:43 | 日記
12月25日、この日は日本も世界も朝からクリスマスのようです。私はプレゼントなんぞとははなはだ無縁なのですが、朝刊の折込チラシを見ながら「カメラがもう一台欲しいかな」とか「スマホもね」・・。傍らでチー坊は、タヌキは来ないかなとでも思ったのか、ジーッと家の外の崖を監視していた、ようです。


ややあって、「さあ、お教室の準備開始。まずは掃除から」ということで玄関を開けると、足元に謎の手提げ紙袋が。「なんだろう?」と首をかしげながら恐る恐る開けてみると、こんなイラストとメモが・・。

素浪人と思われしこの人物は「ズッ御家人 三太九郎」と名乗り、「老人中のため めまいが・・・」ひどいらしく。

ウチの奥さんと顔を見合わせ、「誰?」。そして「あっ、あの人たち・・」。私へのプレゼントは、フランスのまもなく姿を消す某ブランドの小さなグッズ。一般の方々からすれば、有り難味はないモノかも知れません。されどおそらく、その方はこれまで大事に保管され続け、また私にとってはそのいずれもが限りなく価値のある品々です。

過日、その方との語らいの中で私が「あのブランドが姿を消しちゃうんですよ」と話したことをしっかりと覚えていてくれていたことがまた嬉しくて・・。ありがとうございます。

そんなこともあり、ウキウキ気分で陶芸教室を済ませて生徒さんともども4時のおやつは「メリークリスマス・ケーキ」。またまた、ちょっぴりウキウキです。キャンドルの光が、ま・ぶ・し・い。


さらに、この日は夜もお約束が・・。

鎌倉のお友達・井澤夫妻、そして東京からお越しのフーちゃん、ウチの二人の総勢5名で鎌倉・大町の「登茂ゑ寿司」さんにて「今年もお疲れさん会」の、ようなもの・・。

カウンターの後ろ姿・写真右から井澤さん、奥さんのイッちゃん、そして東京からのフーちゃん。中央はお店の大将・木村さん。

私と同じ学齢の井澤さんは鎌倉を拠点に介護タクシー「らいふBOX」の代表として、地域の方々のお役に立っています。奥さんのイッちゃんと、フーちゃんは私がかよっていた東京・下町の高校の同級生。もうひとつ付け加えると、井澤さんとウチの奥さんは同じ大学で同じ時代を過ごしていた・・。この5人、結構「濃い」みたいです。

はたまた、「登茂ゑ寿司」の大将・木村さんと井澤さんは、いわゆる「バンド仲間」という間柄で、井澤さんはギターやベース、木村さんはボーカルとギターを奏でたりしている、らしい。私、一度も彼らのライブを観に行ったことありませんので、詳しいことは不明です。

さて、「お寿司を食べるよ」ということで。難しい薀蓄はさておき「登茂ゑ寿司」さんのお寿司は、いわゆる「シャリ」が小ぶりでウチの好みにぴったりです。また、ネタも見るからに、そしてお味も歯ごたえも「うーん、お・い・し・い」の一言。私の大好物のマグロの赤身がなんともいい具合で・・。

大将・木村さんは「バンドも寿司も、リズムが大事。さぁ、お次は何を握ります?」てぇ感じで、じつに上手に注文をとってくれます。

〆は、小豆と寒天・・。「気分はすっかり甘味処」です・・。

抹茶がさらさらっと彩りよろしく、約2時間の宴も気持ちよく「ごちそうさまでした」。

今年のクリスマスはかつてないくらいの、心もオナカも温まる充実の一日でした。

みなさま、今年のクリスマスは本当にありがとうございました・・。


コメント
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