劇作家・文筆家│佐野語郎(さのごろう)

演劇・オペラ・文学活動に取り組む佐野語郎(さのごろう)の活動紹介

新作オペラ『雪女の恋』制作過程8<会場内の公演広報・衣裳合わせ・通し稽古>

2019年03月12日 | オペラ
 2月に入り本番まで4週間を切ると、チケット販売の動きが慌ただしくなる。チケット取扱いの「二期会チケットセンター/東京文化会館チケットサービス」への問合せやチケット申込みが活発になるとともに、主催者サイドによる<手売りチケット>も追加の必要が出てきて、制作担当の私も忙しくなる。公演会場の東京文化会館のロビーには大ホール・小ホール催事のラックが設置されており、わが『雪女の恋』のチラシも収められる。続いて壁面には公演間近となったポスターも掲示され、電子パネルには公演情報が掲示される。
 一方、稽古場では稽古の合間に「衣裳合わせ」が行われる。ポスター撮影のために昨年仕上げが済んでいた主役こゆき以外の衣裳が製作されていたのだ。稽古場は、オケ音楽稽古・キャスト稽古・合唱稽古それぞれ別々の施設で進められてきたが、本番の月に入ると、キャストと合唱の合同稽古、そしてオケメンバーがさらに加わった「三者合同稽古」が実施され、本番前日の通し稽古(東京文化会館リハーサル室B)を迎える。
 東京文化会館事務室前の荷物棚には、各音楽団体から配送された段ボール箱がずらっと並んでいる。わが東京ミニオペラカンパニーのものも到着しており、所定の場所に収められている。公演当日に配布されるプログラム・アンケート用紙・関係者出演のコンサートチラシなどだ。
 さて、明日は本番。朝から夜まで怒涛の一日になる。


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