(承前=図書館から送信されたアンケートの残り半分)
グループで練習したので自分では気づかない点をいろいろ意見いただいて朗読のポイントが少しわかったと思います。経験者ではない自分には大変勉強になることばかりでした。マイクを通して朗読を聞くとまた違った感じがおもしろかった。ご指導いただきありがとうございました。
アドバイスを活かして朗読することができました。グループでの話し合いも楽しかったし、それを活かすこともできたと思います。他グループの朗読を聞いて感じることはありましたが、自分のことはなかなかわかりません。
演出家という仕事の方と初めてお会いして「粒だてる」という事も初めて知りました。新しいことが日常の中に入りました。ありがとうございます。できたら一人 1作品の発表が聞きたいです。解釈の違いを感じてみたいです。
話し合うことで感じ方の違いがあり参考になった。他の方の朗読を聞いて幅が広がった。先生の話を聞いて理解できることがたくさんあった。次回もぜひ参加したい。楽しかったです。
おかげ様で大変楽しくできました。先生とご一緒したみなさまに感謝したいです。グループでの話し合いはとても有意義でした。発表もそれぞれ特徴があり楽しめました。ありがとうございました。
皆さまあまりに上手で驚きました。
馬込図書館主催の朗読講座は現在、入門編・研究編と年に1回ずつ開催されているが、それに続き発展的な企画として「個人指導編」が浮かび上がっている。運営の在り方などはこれから検討されるが、これまで参加された受講者の方からの要望もあり、1クラス5名にしぼって文字通り個人指導に徹する講座を構想している。
また今年は、大田区社会教育団体「だんご虫お話の会」(会員数18名)から活動の一つ「朗読の勉強会」の講師を依頼された。副会長のAさんはじめ何人かの会員の方が馬込図書館主催の朗読講座にも参加されていて、そのご縁から生まれたお話だった。
「だんご虫お話の会」の活動の柱は、児童館・保育園・小学校・図書館などからの依頼による「おはなし会」の実施(年間30数回)だそうだ。ボランティア活動を精力的に行いながら、さらに自身を磨くために講師を招き「朗読の勉強会」を続けていることに敬意の念を抱かざるを得ない。
佐野を講師とした勉強会は、馬込図書館・集会室を会場として11月第三月曜日に行われた。今後12月・1月と計3回続く。朗読の対象作品は、川端康成の掌編『雨傘』、皆さん真剣に取り組まれている。その学びが充実感につながり進歩の実感が歓びとなるよう講師としても努めたい。
馬込図書館主催の朗読講座でも「だんご虫お話の会」の勉強会でも、参加者の皆さんは年配者が多い。講師も受講者も年齢に多少の幅はあっても同世代と言えよう。私がこれまで勤務してきた高校・大学・塾で接してきた若者や子どもたちとは異なり、「同じ時代を生き抜いてきて、今ここ図書館で文学を朗読する場を共有している」という同志的共感が湧いてくる。
私たち高齢者にとって、人生の大半を過ごし「残りの時間をどう生きるか」という命題に対する答えの一つがこの「図書館+朗読講座」にあるのではないだろうか。「核家族化」の環境を超えて集い交流しながら学ぶことで「生き甲斐」を見つけ、いわゆる「孤老死」的日常生活とは異次元の活性化された日々を送る。もしそうだとすれば、地元の図書館長と作り上げつつあるこの試みは私の晩年にも花を添えるものとなるだろう。
グループで練習したので自分では気づかない点をいろいろ意見いただいて朗読のポイントが少しわかったと思います。経験者ではない自分には大変勉強になることばかりでした。マイクを通して朗読を聞くとまた違った感じがおもしろかった。ご指導いただきありがとうございました。
アドバイスを活かして朗読することができました。グループでの話し合いも楽しかったし、それを活かすこともできたと思います。他グループの朗読を聞いて感じることはありましたが、自分のことはなかなかわかりません。
演出家という仕事の方と初めてお会いして「粒だてる」という事も初めて知りました。新しいことが日常の中に入りました。ありがとうございます。できたら一人 1作品の発表が聞きたいです。解釈の違いを感じてみたいです。
話し合うことで感じ方の違いがあり参考になった。他の方の朗読を聞いて幅が広がった。先生の話を聞いて理解できることがたくさんあった。次回もぜひ参加したい。楽しかったです。
おかげ様で大変楽しくできました。先生とご一緒したみなさまに感謝したいです。グループでの話し合いはとても有意義でした。発表もそれぞれ特徴があり楽しめました。ありがとうございました。
皆さまあまりに上手で驚きました。
馬込図書館主催の朗読講座は現在、入門編・研究編と年に1回ずつ開催されているが、それに続き発展的な企画として「個人指導編」が浮かび上がっている。運営の在り方などはこれから検討されるが、これまで参加された受講者の方からの要望もあり、1クラス5名にしぼって文字通り個人指導に徹する講座を構想している。
また今年は、大田区社会教育団体「だんご虫お話の会」(会員数18名)から活動の一つ「朗読の勉強会」の講師を依頼された。副会長のAさんはじめ何人かの会員の方が馬込図書館主催の朗読講座にも参加されていて、そのご縁から生まれたお話だった。
「だんご虫お話の会」の活動の柱は、児童館・保育園・小学校・図書館などからの依頼による「おはなし会」の実施(年間30数回)だそうだ。ボランティア活動を精力的に行いながら、さらに自身を磨くために講師を招き「朗読の勉強会」を続けていることに敬意の念を抱かざるを得ない。
佐野を講師とした勉強会は、馬込図書館・集会室を会場として11月第三月曜日に行われた。今後12月・1月と計3回続く。朗読の対象作品は、川端康成の掌編『雨傘』、皆さん真剣に取り組まれている。その学びが充実感につながり進歩の実感が歓びとなるよう講師としても努めたい。
馬込図書館主催の朗読講座でも「だんご虫お話の会」の勉強会でも、参加者の皆さんは年配者が多い。講師も受講者も年齢に多少の幅はあっても同世代と言えよう。私がこれまで勤務してきた高校・大学・塾で接してきた若者や子どもたちとは異なり、「同じ時代を生き抜いてきて、今ここ図書館で文学を朗読する場を共有している」という同志的共感が湧いてくる。
私たち高齢者にとって、人生の大半を過ごし「残りの時間をどう生きるか」という命題に対する答えの一つがこの「図書館+朗読講座」にあるのではないだろうか。「核家族化」の環境を超えて集い交流しながら学ぶことで「生き甲斐」を見つけ、いわゆる「孤老死」的日常生活とは異次元の活性化された日々を送る。もしそうだとすれば、地元の図書館長と作り上げつつあるこの試みは私の晩年にも花を添えるものとなるだろう。