Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

中山マリ『あい子の東京日記』〈ひとり語りバージョン〉上演。劇作家大会 2019 上田大会。

2019-08-10 | Weblog

中山マリ『あい子の東京日記』〈ひとり語りバージョン〉、上田で上演します。

劇作家大会 2019 上田大会。〈二本立てスペシャルステージ〉(同時上演 : iaku『仮面夫婦の鏡』)。

中山マリ『あい子の東京日記』〈ひとり語りバージョン〉 構成・演出=坂手洋二

小説家・中山あい子を母に持つ女優・中山マリが、母の小説を織り交ぜながら、二人暮しの日々を振り返る。「中間小説」というジャンルを誕生させ、人気を博した作家・中山あい子。その実の娘である女優・中山マリ本人が、シングルマザーとして自分を産み育ててくれた母を、母のいた世界を、母から見た自分を語り、そのすべてを演じます。母の作品世界が彼女の言葉となって紡ぎ出されます。いま振り返る、二人暮しの日々。

8月16日(金) 19:00-21:00  17日(土) 13:00-15:00

於 : 犀の角

有料2,000円 定員あり 要予約 

会場の「犀の角」は、2016年にオープンした劇場スペースと宿泊施設(ゲストハウス)を併せ持つ交流施設です。旅行者、アーティスト、街の皆さんが交流できる、演劇・音楽等ライブパフォーマンスの拠点として、上田の新たな「顔」となっています。稽古場・レンタルスペースも併設、時間帯によってカフェも営業。「犀の角」という名前は、オーナーの荒井さんがブッダの言葉「犀のようにただ独り歩め。」から引用し名づけたということです。

撮影=姫田蘭。


鴨川てんし一人芝居『生きのこった森の石松』と、二本の一人芝居を、上田に持っていきます。基本は一人芝居の再演なので、既に俳優がそれぞれ一人で稽古してきているのですが、久しぶりに私も参加して稽古しました。二本で7時間、たった三人だけの稽古です。一人芝居はなかなかタフです。(『森の石松』は一人でも立ち回りがあるし、会場の上田映劇は昔ながらの芝居小屋なので大衆演劇的に作り替えています)。『あい子の東京日記』は、劇団新人4人が参加する8分間の劇中劇をカット、完全に中山マリが一人で演じるバージョンに変更しているのが、〈ひとり語りバージョン〉たる所以。シンプルに、語ります。この二本は、これから全国に参上する予定です。既に9月、高松が決まっています。

 

https://jpac2019-ueda.org

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