二連覇 おめでとう!! 吉田晃弘さん、徳島城東高校の皆さん。
第70回全国高等学校演劇大会(岐阜大会)で、吉田晃弘さん率いる徳島県立城東の『その50分』が、最優秀賞・文部科学大臣賞になりました。台本も吉田先生(よしだあきひろ名義)。
昨年5度目の出場で徳島県勢39年ぶりの全国最優秀賞を受賞。
2019年から春夏通じて6年連続での全国出場は史上最長記録。また全国最優秀賞の翌年に連続出場を果たしたのは、2019年の丸亀高校以来5年ぶり9校(10例)目の快挙だという。
高校生の魅力を引き出す「ザ・高校演劇」と、世界レベルのアバンギャルド作品と、両輪の方向性で発揮される吉田晃弘さんの才能を、私はもともと高く評価されて当然だと思ってきたが、二連覇とは。並大抵のことじゃないですよ。これは。
徳島の高校演劇、おそるべし。紋田正博先生以来、徳島は、すぐれた才能が並び競っているのです。
かねてから吉田さんを「日本で一番ルネ・ポレシェに近い」と評してきた私は、昨年三月、彼を誘ってハンブルクでご一緒したりしたが、本当に、あらゆる枠組みを越えて、今後の活躍が楽しみである。
今回の全国大会は、畑澤聖悟さんの青森県立青森中央高も「駈込み訴え」で出場。クオリティーの高い大会だったらしい。
『その50分』は新国立劇場でも、8月下旬に優秀校公演として上演されるらしいですよ。
昨年の全国最優秀賞時の記事
↓
https://blog.goo.ne.jp/sakate2008/e/90f11c8efdff84c3e64864917afed7a6